時々・・・ | Between The Sheets ~夢への抒情詩~

Between The Sheets ~夢への抒情詩~

寝る前にちょこっと読んでほしい、素敵な物語をあなたにお贈りします。

 なぜ、詩や小説を書いているのか
 ふっと不思議に思うことがあります。

 「好きだから書いてんだよ!」
 ・・・って、わたしの中のもうひとりのわたしは
 単純かつ明快に主張しているんですけどね。



 思い返せば昔から、
 本を読むことはもちろん
 書くことも好きでやっていました。

 書くって言っても今と同じで
 詩や短い(長いのはすぐ飽きてダメでした)小説など、
 ほとんど書きたい衝動に任せて書いていただけですが。
 
 まあ、あの頃は
 インターネットもメジャーじゃなかったし
 羞恥心もかなりあったわけですから、
 どこかで発表するわけでもなく
 誰かに見せるわけでもなく、
 それはもうこじんまりとやっていました。
 
 

 結局は自己満足で終わっていたけれど、
 それはそれで楽しかった気がします。


 
 一時期(高校生~大2くらいまで)、
 書くことはおろか読むこともほとんどしなかった
 時期もありました。

 それでも心のどこかで
 落ち着いてじっくり書きたいという思いは
 あったように思います。



 大学も後半に入ってから
 少し余裕が出てきて
 また書くことを始めました。
 
 そうして去年の秋に
 ブログでいろんな人に見てもらうことを
 思いついたわけです。

 余談ですが、
 ここでは発表していないけれど
 長いものもいくつか書いて、
 どこぞの賞に応募したこともあります。

 

 そうして
 今に至ります。


 
 書くのが好き。
 だけどなぜそこから、
 ネット上にアップすることに発展したのか。
 
 それは、
 人の反応を知りたかったんだと思います。

 それに。

 ひとりで黙々と書くのが悪いとは言わないけれど、
 書き溜めた作品たちは
 ノートやパソコンの中で
 静かに積み重ねられていくだけ。

 それじゃあちょっと
 もったいないですしね。



 でも今では、
 こうやってブログを更新していくことが
 ひとつのライフワークとなっています。 

 もともと、自分のペースでやるためのブログ。
 だけど最近は、
 「今日は何書こう」とわくわくしたり、
 思い悩んだり。

 もっとも、たまに
 「今日は書く気がしないな~」という時もあります。
 
 だけどどうしてか
 アップしないことが気になってしまい、
 何だかんだと思い浮かんだことをなるべく形にするよう
 毎日パソコンを開いているわけです。

 

 こういうのって、
 知らない間に
 自分に強制していることになるのかなぁ?

 そう考えると、
 好きでやっているはずなのに
 どこかでズレが生じているんじゃないかって
 ふと、不安になったりもします。



 あと、もうひとつ不安に思うのは、
 こうして嬉々としてブログにアップしても、
 本当はわたしの書くものなんて
 何の価値も持たないんじゃないか・・・
 って、
 めちゃくちゃマイナス思考に陥っちゃうことも。

 こういうこと言うのって
 いつもコメントくださる方に対して
 すごく失礼なことだとは思います。
 
 でも、
 いっそブログで発表したりしなければ
 そんなことも思わなくていいんだろうなーと
 つい楽な方ばかり考えてしまったり。
 

 
 だけど、
 このブログで出会うことのできた
 詩や小説つながりの仲間に
 (↑って勝手に思っちゃってごめんなさい)
 恥じないような行動をしたい。

 ・・・なんか大袈裟なこと言ってますね。
 まあ、あまり気にしないでください(笑)。



 あー。
 これを書いているわたしにも
 だんだんわけがわからなくなってきました~。
 
 要するにわたしにとって書くということは
 「好き」がベースあるんです。
 (好きってどういうこと?とはあえて聞かない!)
 
 そこを起点として広がっていくのは、
 作品へのプライド(親心?)や、
 他者からの評価が気になるということや、
 同じ志を持つ仲間との繋がりや、 
 もっと身の程知らずなことを言うと
 誰かに何かを与えられるということや・・・。
 
 とにかく、
 一言で「書く」と言っても、
 そこにはいろんな意味が込められているみたいです。



 これからも、
 わたしは書いていくと思います。

 おもしろくないと言われようと、
 自己満足だと言われようと。



 アウトプットしたものは、
 外の世界を経て
 今度はわたし自身にインプットされます。
 
 それが楽しくて、
 わたしは今、暗くなった部屋の中で
 パソコンに向かっているのかもしれませんね。

 

 ・・・なんて、
 思わず作家もどきな口調で語ってしまったArcでした。