こんばんわ。やゆかです。
もう一昨日になってしまいましたが、とても興味深いイベントに参加してきました。
「未来患者学サミット」。
(公式ページはコチラ)
「自然治癒力学校」校長、ボディサイコロジストの おのころ心平さんが
プロジェクト委員長
帯津良一先生、川嶋 朗先生などのすごい先生方が講師陣となって、
6つのホールや教室でさまざまな興味深いプログラムが開催されていました。
印象深かったのは、川嶋朗先生の「本気の外来」公開セッション。
先生は外来でくる患者さんに対して、こんな問いかけをする。
「あなたは自分がなぜその病気になったと思いますか?」
「あなたはなぜ、死にたくないのですか?」
「あなたは何のために生きたいのですか・」
「あなたはどんな目的のために、病気を治したいのですか?」
・・・
普段こんなことを考えていない時間がほとんどで、しかも病気と診断されて
病院でお医者さまからこんな質問をされたら、どう思うだろう。
でも
これらの答えがしっかり明確にある人は、自分で病気を絶対治すぞ、という思いも
強く、
病気が治りさえすればいい、ただ治してもらおう、とする人は、病気になった根本的な原因を突き止めることができないと身体もシグナルを出し続けるから、なかなか
治らないそうだ。
病気になったら、病院で治してもらえばいい、という考え方。
自分がその病気になった原因は、いったい何なのだろう、と自分を見直す考え方。
自分にはこの先も生きたい目的がある、だから病気なんかにならないように、
原因をしっかり突き止めて、また同じような病気にならないようにするぞ、
という考え方・・・。
うーん・・・
どこまでいっても、どのような状況が起こっても、
向き合うことになるのは、自分自身、です。
何のために生きているのか。なぜまだ生きたいのか。
自分が生きる目的は、何なのか。
医療サミットでこんなことが一番印象に残るなんて、思ってもいなかった。
こんな医療になっていったら、すごいね。