枯れないオヤジとボケても腹黒いバー | 就労支援事業悪戦苦闘応援歌

就労支援事業悪戦苦闘応援歌

第2の人生、就労支援で生きがいを見つけられるか。
利用者に教えられる毎日。
共存の難しさ。
とにかく前を向いて頑張ろう!

7:00起床

10:00過ぎにジョギング30

体重79.8


91の父は中学生の陸上大会の審判員で早朝軽トラで出て行ったらしい。


91にもなって何ができると言うのだろうか、陸連も迷惑しているだろうに。


周りは、元気にいつまでも続けてくださいとリップサービスするだろう。


自分から身を引くべきだ。

そのタイミングは当に過ぎている。

なぜそれがわからないのだろう。

それをやめても、畑がある。

自分の畑をぼちぼちすればいい。


いまだに交通安全協会の仕事もやっている。

黄色い旗を持って横断歩道に立っているのだろう。

人の命に関わる仕事に、91にもなった老人がいつまでやってるつもりなんだろう。

誰か周りが言ってくれないのだろうか。

高齢者の免許証自主返納を奨励していると言うのに。


家族が言っても聞かない。


先月まで40年以上監督を続けていた、小学生を対象として陸上クラブを、子どもたちの親(多分役員だろう)から「解散します」と言われ一方的に解散させられている。

生徒はもうひ孫に等しい。親は孫だ。


そう言う人たちによく怒鳴り声をあげていた。

私が注意すると「お前は何もわかっとらん」と60過ぎの初老を怒鳴りつける。


母親は、じーさんがそうやって自宅にいない時は、必ず、「昼1人で食事するのは寂しいからいっしょに」と嫁に言うらしい。

らしいと言うのは私がいない時に言うから。


そう聞けば誰だって1人で摂る食事は味気ないものだろうと共感するかもしれないが、私は、心が捻くれているからなのか、そう言って嫁を縛り付けているんだと思えてならない。


私だったら、「私のことはいいから、お前たちの好きなようにしなさい」と言うだろう。

そう言われても同居している限りは、できる限り老父母の世話をしようと思うものだ。


1人が寂しいならオヤジに昼帰って来いと言えばいい」

「あんたはそう言って妻を縛ってる」と言ってやった。


母は「自分に甘かった。これからは自分に厳しくする」と言った。

自分のことしか考えていないし、嫁は家にいて親を介護するのが当たり前とでも思っている。


夕方小雨が降った。