テレビで、八代亜紀さんの訃報が
流れてました。

亡くなったという感じがしない。
訃報の文字が合わなくて。
キョトンとしてしまいます。



また昭和を代表する方が
いなくなり

寂しさを覚えます。



アタシ自身、演歌はあまり興味もなく
お会いしたこともない方ですが

有名すぎますよね。



アタシ…
九州に行ったときに

八代市にいってるんです。

そこで、
実は彼女にゆかりのあるお店に
いったんです。


追悼の思いも込めて
そのときの過去日記を

ちょいと、
引っ張り出してきました。

長編の…一部と言うことで、
多少、前後が気になる感じもありますが

適当に想像して

よければ
ご覧くださいませ。

(注  :   ちょっと長いかも)


*****


「めざせ本土最西端 その15」より
(2019.10.03  )




前に走るパートナーともサヨナラして、
1人で寂しくダラダラ走って走って、
ようやく宿についたのは、
19時ごろデシタ。

ちなみに、このとき5月。
まだ明るさ的に
ギリギリセーフの時間。

ちょっと遠かったけど、
ようやく着いた八代市のビジネスホテルは、小ぎれいでとってもイイ感じでした。




レディースフロアがちゃんとあって。
女子はアタシひとりだったみたいで、
とっても静か。


ココは、温泉ではないながらも大浴場もあって、それが超うれしかった。
(昨日のホテルみたいに、お風呂も遠くないし)
(エレベーターで上がったら、すぐ♪)

もう、くたくただったから、
足をのばして広いお風呂に入れるのが、超気持ちいい。

暑さのせいもあってか、
連日運転してると
シートにあたる部分…太ももの裏らへん…汗でかぶれたのかヒリヒリ。
(こんなことは初めて)。

でも、お風呂も貸し切り状態で、
最高♪。
疲れがふっとびました。


***


お風呂の前に、ごはんをたべたんですが。
このホテル、朝ごはんしか
つけてなかったんです。

なもんで、
夜は適当にお店を見つくろうことに。


頼むで!と、
スマホと向き合い格闘。


お昼、アレですから。
もう、晩は、
リーズナブルに行きたい!。


ラーメンくらいでええかなと、検索。
ちょうど、
歩いて行ける場所にありました。






これで、どうよ?。 
お手頃の文字。
(逆に、お手頃じゃないラーメンはないような気もするが)。


口コミをたどっていくと、
ここを選んだ決め手になる一行がありました。




(マジか??)

半ば疑いながらも、
八代亜紀の文字に 
ココしかないわと確信。

そうよ!八代亜紀よ!!
(特にファンではない)

せっかく、八代市まで来てるんやから、
そこはしっかり押さえておかねば!。

アタシはそのために来たの!
( ̄^ ̄)



にわか、大きなミッションを与えられ
何やら気持ちはソワソワ。

念のためにお電話し、
営業されてることを確認し
着替えてお外へ。


お店は歩いて5分ほどのところでした。


途中で、こんなの見つけました。




デコポンかな。


さらに歩くと、、
デーンとそこにいたのは、




くまもん♪(^-^)

あら♪、こんなとこにもいるの?
ぽてっとしたおなかが、ステキ。(^-^)


さらに歩くと




きゃー♪ベンチにもいる!!



これは、座るでしょ。
隣に、座るでしょ!

思わず、恥ずかしげもなく自撮りだョ。





これなんか、石ころのように、そこに。




すごいよね。
ふつーに、くまもんが、
ふつーの道端にいるんだから。

しかも、ここは熊本市じゃなく、
ちょいと離れた八代市。


なんかね、
歓迎されてるようで、嬉しい!。

熊本の、
おもてなしパワーを感じました。



***


で、ラーメンやさんです。

ネットで、ちゃんと店構えも予習して、イメージは描いてきました。


そして、予想を裏切らない感じで。
めざすお店が、そこにありました。




(コワイよぉ…)

もう、旅人なんて絶対寄せ付けないようなオーラが、そこに漂っています。

ほんとに一人で入れるのか?
ココに。

まさに、ビビってしまいそうな店構え。

昭和の香り、ぷんぷんのお店です。
八代亜紀の文字がなけりゃ、
絶対に来てなかったし!。

予め電話を入れたのは、
退路を断つためでもありました(笑)。

なんていうか、
ここに足を踏み入れる勇気は、
お仕事の使命感でもないと
無理なような。

そーよ!
今からアタシは
テレビのレポーター!!!。

(そんな気分でした)。

さて、ここで
数時間前を思い出してみましょう。

今日のお昼が、コレですから。




ココからの、コレです。





いーっひひ。
ギャップがたまらんw。


Googleマップ曰く、
同じ、
「お手頃」 なんですけど。


こんなことでもなけりゃ、
絶対に一人で入れないお店です。

どう例えたらいいかなぁ。
よく刑事ドラマで、刑事さんが聞き込みに入るような。

あとほら、追いかけられて
きちゃない路地に逃げ込んで、

ゴミ箱ひっくり返しながら、
ぼこぼこにやられるようなシーン。

そのすぐそばにあるような
ラーメンやさんです。


いや、店構えだけじゃないな。
店内も、年季が入ったというか
なんというか。

お店に入ると、
これまた予想を裏切らない風貌のおばちゃんと、
彼女によく似た、
おばちゃん2がいました。

おばちゃん2は、お客さんというより、近所のお友達といった感じ。

主にふたりで話してらして。

アタシはカウンターに座って、
ちょっとキョトンとしながら、
話をきいてました。


外見から想像される、
ある意味、意外性はかけらもなく、
まさに、まんまの店内です。(笑)

ごちゃごちゃーっとしてて、
そして、
壁には八代亜紀のポスターが
あちこちに。

八代亜紀御用達ってのは、
本当のようで。

今でも、ライブとかで
こっちにこられる時は、
スタッフの方から電話があり

作りに行くのか、
持っていくのか
そこは聞かなかったけど、

ごはんのお世話に駆り出されるとか、
そう、自慢げにゆうてはりました。^^


ラーメンやさんなので、
アタシ…ラーメン食べる気満々で
いたんですが。

ま、種類もあるし、
どれがおススメですか?と
聞いたならば


「高菜チャーハンかなぁ」
と、おばちゃん2の答え。


(え?)。^^;


(ちょっとまって)


(ココ、ラーメンやさんだよぉ)


(ラーメンじゃないの?)


アタシの口は、
すっかりラーメンだったんやけど、

チャーハンがおススメだと聞いたら、
逆にそれにしないわけにはいかない。

二人できてたら、
両方頼めるところなんやけど、
悲しいかな、1人だよ。

さすがに一人で二つはキツイし。
この雰囲気で、食べ残すのも失礼。

半チャ―ハンなんて、
システムもなさそう。

そこはたった1人の客だったんで、
わがままは言わずに。


アタシはおとなしく、
高菜チャーハンを
いただいたのでありました。



(ちらかしたわけでなく)
(差し出されてそのまんまの写真)

なんというか、
予想を裏切らない見栄えw。

ほんとうは
コレ単品しか
でてこないらしいんだけど。

ラーメンも食べたそうだった
アタシのために、

主のおばちゃんは
ラーメンのスープをつけてくれました




高菜チャーハンって実は初めてで、
ドキドキだったんですが。

特にクセもなくて、
けっこう美味しかったです。

アタシ、勝手に
おつけもん自慢のおばちゃんの特製メニューかと思ってたんやけど、

九州の知り合いに聞くと、
珍しくないような言い方やったなぁ。

今になって、
さらに気になり調べてみたら、

阿蘇といえば
「高菜めし」って書いてあるし。
(え。そうなの?。^^;)

熊本名物、
「高菜漬け」って文字もある。
(え。そやったの?。^^;)

あんまりおつけもんに興味がないアタシは、まるで知りませんでした。

今の今まで、おばちゃんのオリジナル感が強いものだと誤解しておりましたわ。
(だって、そういう感じの人だったしw)。

そんなにメジャーだったとは、露知らず。

アタシはちゃんと、
郷土料理的なものを
おさえていたのでありました。

(わーい♪)。

(八代市、万歳♪)。


ちなみに、隣に添えられてたラーメンのスープですが。
一口のんで、普通とは違う感じデシタ。


口コミにもあるけど、
豚感が、かなり強め。

スープくらいで
ちょうどよかったかもしれない。^^

でも、ラーメンの麺も気になるしで、
やっぱり食べてみたかったなぁ。
(そうよ。ココはラーメン屋さん)


ラーメンやさんで
ラーメンを食べなかったのは、
もしかしたら初めてかもしれません。


まぁ、なかなかいろいろ…
印象深いお店でした。^^
旅って、おもしろーい。





店を後にする頃には、あたりも薄暗く。
(それでもまだ、明るいな)。
あ。お会計は、700円くらいで、
ちゃんと「お手頃」でした。




*****



おばちゃん&おばちゃん2、
悲しんでらっしゃるやろなぁ。


こんなのよんで思い出してたら
こっちまでしんみりしてしまう。


心より、ご冥福をお祈りいたします。

(絵、似てなくてスンマセン)。