小樽で泊まって。
天塩で泊まって。
その翌日のことです。
今回の旅行でも
この日は、ちょーbusyの大変な日。
行きたいとこがたくさんあったんです。
とっても緊張してました。
行った人はわかるだろうけど
とかく、北に向かう東の海岸沿いは
天塩から上あたりに
見所がかたまってるんです。
オトンルイ
（風車のいっぱい並んでるとこ）から
北緯４５度のとこいって、
ノシャップ岬、
宗谷岬
白い道
などなど
なもんで、取りこぼしないように
一生懸命調べてました。
ふと、前に行った方と
話す機会があったもんやから、
いろいろ聞いてたんです。
そしたらさ、
北緯45度のモニュメントのとこは、
行ってないってゆうねん。
写真見せても、ポカンとしてるし。
（え？）
（知らんの？）
（なんで？）
（近いはずやけどな）
行ってないって…
一本道のはず。
オトンルイからは、
５分だよ。
地図で見た限り、ほらね。
近いし、道もまっすぐ。
気づかないもんか？
小さいのかな。
分かりにくいんかな。
まわり何もなさげやねんけどなぁ
せっかくの、
ここぞとわかるモニュメント。
これぞ、
写真ポイントやん！！！
取りこぼすもんか！と、
気合いいれてました。
ここ、宿からはすごく近くて。
オトンルイには
すぐに到着。
間違ってはないんやけどな…
（なんか、みんなと写真が違うゾ）。
肉眼では見えたから！
( =＾ω＾)
ちょっと予習しすぎなとこもあり、
感動が今一つやったけど。
まぁでも、写真で見た通りの風景が
そこにありました。
すごいなー
大きな風車がいっぱいだよ。
ちなみにアタシ、
この日は予定がハードだったもんで
朝イチに宿を出てきてまして。
ここついたの、７時半やねん。
天気は申し分なかったんやけど
写真撮るには
太陽の向きがなーんか悪かったような。
北に向かうアタシのバイク。
ちょうど右手方向が、
おひさまが上ってくる東になるのよね。
その東から出たばかりの太陽が
オトンルイの向こうから
照らすもんだから
バイクと撮るには
黒いバイクにいたっては、
もうないに等しい…
( =＾ω＾)
ま、仕方ないね、
さすがにここまでは想像もできないわ。
それより
当初、解体が決まって
ここはもうなくなっちゃうかもと
思ってたけど
取り壊しが延期になったのは
とてもラッキーでした。
ココ走り抜けるときね、
1本通りすぎる毎に、
朝日に照らされた長い影が
バイクを切るように
頭上をびゅんと走るんです。
それがさぁ、
ほんと、ビュン！って音がしそうで。
例えるなら
頭上で、なぎなたを振りかざされるような感じ！。
（ほんとにそんな感じ！！！）
一機ごとに、ビュン！って。
あまりにまわりに何もないもんだから、
ちょっと怖いくらいやったな。
あの横切る影が、
なんとも印象深く、残ってます。
ソレ以外何にもないからさ。
1本通りすぎるたび、
大きいなぁって見上げながら走ってて
何本あったのかな…
ビュンビュンと、
無音の影のおとを感じながら
通りすぎちゃうのを名残惜しく
走ってました。
そう、
名残惜しく…
（ビュン）
名残惜しく…
（ビュン）
もうちょっとやなぁ…
（ビュン）
寂しいなぁ…
（ビュン）
え…
ウソ…
（ビュン）
ちょっと待ったーーーーー！
（ビュン）
ストーーーーーーーーープ！
通りすぎた…、、、、ョ。
（左に、なんか、あったで、、、
（マジか、、、
左！
ひだりやん！！！！、
逆側や！！！！
油断してたーーーーーーーっ。
気をつけていたはずなのに
まさか、まさかの、
行きすぎちゃった！！！
てかさぁ、
オトンルイ、
まだ、終わってへんやんか！
（ビュン、まだあるし！）
こんな中途半端で出てくるとは、、、
やられたーーーって、かんじやで。
あのさぁ！。
アタシは、
オトンルイの次やと思ってたわけよ。
いやぁ…
あれはあかんわ。
次ちゃうやん！
オトンルイ、
風車、まだ終わってないしー！！。
Nは
突然、左に現れるんです。
右の大きさに圧倒されてて、
全部見届けるゾーーって目線で
右ばっかみてたら
そりゃーーー
左は無防備よ。
隙を突かれた気分。
Nは風車より
ずっと小さいし。
見過ごしてもおかしくない…
見てないってヒトの
からくりが解けたようでした。
行きすぎちゃったけど
もちろんもちろん、
Uターンして戻りました！
こちら側は
太陽の向きは、バッチリです…
影までキレイに撮れました。
( =＾ω＾)v
ここは、
おさえとかなきゃね！
きっと。通りすぎてるヒト
他にもいるよね？？
同意求めたくなるくらい
なかなか、不意打ちのNデシタ。
（ラスト5本目あたり要注意です…）