突然

痩せすぎですし栄養つけるためにも退院しましょう

と先生に言われた


私が毎日放心状態で

テレビもつけず

ベッドからもでず

気力がないからか


私が考えたり意見したりすることがないまま

入院生活が続いて


正直もう死んでいるのと変わらない生活だと感じていた


最初はネガティブなお話しかしなかった先生が


ちょこちょこきて勇気づけてくれるようになってた


家族とはみんなに近くに引っ越しか

一緒に住むか

と言う話をしていた


でも私には何も決められない


ただ夢だったおばあちゃんになれないんだと

最初の癌疑いの時に乾いた気持ちで思った


深く考えると発狂しちゃうんじゃないかと


考えることをやめてしまっていた


ステント入れて3日で帰ると言って


現在まで


大事なわんこたちの事を考えられずにはいられなかった


本当にだらしがない両親だった

昔両親はブリーダー登録までして

飼育崩壊して

家族同然だった犬たちまで全て手放すことになった


そんな無責任で情けない生き方は絶対にしないって決めてたのに


まだ2歳そこらのあの子達より長く生きられるんだろうか


その前の子達は20歳まで生きた


私は・・・


そう思っている矢先に


ペットシッター頼んでいて事件が起きた(この話はまたおいおい)


私の気力はとことん落ち込んでいた


他に良い方法が考えられなかった


手放さないと...

あの子達の毎日の充実した未来のために

まだ若い今のうちに


でも


私は一人になったことがない


みんなが捨てた母を看て


いつも誰かのためだけに生きてきた


今更一人になれるのか


考えがまとまらない


そのまま退院することになった


↓続き