秋分の日に神奈川県民ホールへ

さだまさしツアーコンサートに行ってきました。

6月の東京国際フォーラムにも行ったので

二度目です。

少々ネタバレありなので

これから行かれる方はご注意下さい。


祝日だったので17時開演と早めでした。

コロナ対策は検温と消毒のみ。

連絡先の記載はありませんでした。

あとはマスク着用ですね。


オープニング曲は

Newアルバム「孤悲」から

「偶成」でした。

さだまさしの今の心境がよく現れている

曲だと思います。


進んで懐かしいナンバーは

「パンプキンパイとシナモンティー」

この曲好きな人多いですね。

もちろん私も大好きです。


トークはさだまさしが

ご友人の結婚披露宴に招待された時に

エレクトーンの伴奏で歌った時のエピソード

「エレクトーン、ハイ!事件」でした。

場内大ウケ。落語会みたいです。


「孤悲」収録の「キーウから遠く離れて」

齢70になってまた反戦歌を作り

また歌うことになったさだまさしの心情を思うと本当に心が痛みます。

グレープ時代の名曲

「フレディもしくは三教街」が続きます。

ウクライナに平和が戻りますように。


ラストの曲はNewアルバムのタイトルでもある

「孤悲」こう書いて「こい」と読みます。

万葉集からだそうです。

「孤」はひとりぼっちで寂しい

「悲」は心が引き裂かれる

この二文字で「こい」と読むなんて

ものすごくリアリティーあります。


コロナ渦、会いたい人に会えない

多くの人が抱えたその苦しみを

そして生きることの希望を

見事に歌にしました。


アンコールは昨年の24時間テレビで

MISIAさんが歌った

「歌を歌おう」でフィナーレ。


「音楽は平和の象徴である」

さだまさしが一貫して訴え続けている

揺るがない信念を改めて感じました。


「僕は音楽家だから武器は音楽しかない。」

これを聞くたびに、何の武器も持たない私は

何ができるんだろうと考えさせられます。

こうして言葉を綴ることが

誰かの心に響きますように

そう願いながら、心を込めて

このブログを書いていく


それしかできないなあ。

それでいいかな?さださん。


そんなことを考えながら雨のなか帰路に。


さだまさしに乾杯!