アップ遅くなりました。

12月11日の鶴川落語会は

「正蔵・喬太郎ガチンコ二人会」でした。


このお二人の会は毎年12月に開催されてますが
なかなか都合がつかず初参加でした。

会場は和光大学ポプリホール鶴川
小田急線鶴川駅の直すぐ近くです。
間違えて和光大学に行ってしまう人が
たまにいるんだとか(笑)
それも分かるなぁ。

ぎっしり満員のお客さんで
さあ開演です!

柳家小はぜさん
「厄払い」
三三師匠の会で開口一番をされていた方。
上手い方だったのでよく覚えています。
この鶴川落語会で勉強会をされていて
あっという間にチケット完売になるんです。
ますます上手くなられて素晴らしい!
小はぜさんは何年目なんだろう?
今すぐ真打昇進してもいいくらいに思います。
このストイックな感じは
さすが小三治師匠の孫弟子だなという感じ。
本当に素晴らしかった!

正蔵師匠
「まめだ」
正蔵師匠、お初です。
小はぜさんを「俺より上手いな」とか
親が良くても息子は・・・みたいなことを
自虐的におっしゃいました。
しかし高座は素晴らしかったです!
切ない感じがよく出ていましたし
ただただ聴き入りました。
感動の出会いになりましたよ。

喬太郎師匠
「へっつい幽霊」
「ガチンコ二人会、ですが、本人たちはそんなつもりまったくないんですけどね。正蔵師匠は大先輩ですから。」と語られました。
噺のほうはしっかり古典。
今年は喬太郎師匠を聴く機会多くて
ずいぶん楽しませていただきましたが
創作落語が多かったので貴重な機会です。
この噺も好きだしありがたかったです。

仲入り

喬太郎師匠
「聖夜の鐘」
「古典落語をやるとみそぎが済んだなって気がするんだよね。」とそこから大爆笑ので枕が始まりました。
「ここは和光大学だから言えるけど」と
母校日大のお話とか、北海道公演の時のお話など、飛ばす飛ばす!大爆笑ですよ(笑)
12月なのでクリスマスの噺を。
これは古典落語の「ねずみ」を知っていたほうがいい噺です。
喬太郎師匠はある程度予備知識があったほうが
楽しめる師匠かなと思っています。
楽しい大爆笑の一席でした。
今思い出しても笑えます(笑)

正蔵師匠
「子別れ」
わりとすぐ噺に入りました。
これも素晴らしかったです。
年配の落語ファンの人たちはあまり良く言わないんですよね。
二世の宿命なのか、またタレントさんのイメージが根強いんでしょうね。
でもそんなことないですよ!絶対!
人情の機微を表現できる
素晴らしい噺家さんだと思います。
風格があって安定感があります。
涙誘う「子別れ」でした。

大満足でお開き

演目表の貼り出しも復活です。

本当に良い会でした。
素敵なお二人だなぁ。

落語を聴いて大爆笑したり
しみじみしたりする幸せを噛み締めました。

正蔵師匠、喬太郎師匠
鶴川落語会のお席亭さん
ありがとうございました。