これは天皇陛下扱いなのか?
と思ったけど、それとも違うのは、
大会の途中で、ファイナルを見る前に
シーク達は帰って行った。
観客が立ち上がるとか、拍手とかで見送るわけでなく
シークがみんなに手を振るとか全くなく
普通にスタスタと帰って行った。
そしてシークが帰ると
私たちはまた柵の中に案内された。
私たちがそれまで座ってた席と
柵の中の席は2m位しか離れていない。
その間には通路と柵があるだけ。
柵は透明バリアなのか、、、
シークから何メートルとか決まっているのか、
ますます疑問は深まるばかりだった。
ひとつわかったのは、
ファイナルの良いところが始まる前に帰った
シークたちは、きっとボディビルには
そんなに興味がなかったんだろうなあと
言うことだけだ。
シークの謎の章、完