SAWプロデュース作品の中でお蔵入りとなった楽曲は当然として数多く残っているわ。でもSAWの終結以降、これらの未発表デモテープはPWL Recordsであるピートおじさんが全てを握っているの。契約が終わったプロデューサー名義の作品を改めてリリースする事など、よほどのキッカケがなければ実現できない。しかぁ～しぃ！数年前からアップルのiTunesストアで配信限定で多くのお蔵入りとなった楽曲がリリースされはじめ、とってもラッキー＼(^^＼)(/^^)/チャチャチャ！！
この「How Could He Do This To Me」はラッキーにも様々なVer.がリリース済でファンにとって非常に嬉しいところね。UKではリリースされなかった1stアルバム「IF I HAVE TO STAND ALONE」には収録されることはなかったけど、12インチヴァージョンが存在するという事は恐らくLonnie Gordonにとっての「SAWプロデュース第４弾シングル候補」となっていたと思われるの。しかし、1stシングル「HAPPENIN' ALL OVER AGAIN」以降はあまりヒットは恵まれず、結果UKでのアルバムリリースまでもがお蔵入り。
それにしてもこの曲はSAWらしさ溢れる作品ね。あのErikの「THE DEVIL & THE DEEP BLUE SEA」同様に、「さざ波」や「カモメの鳴き声」の効果音が加わった「海」をイメージさせる♪～爽やかPWLポップチューン～♪そのもので、お蔵入り曲にしてはグッド・ミュージックな仕上がりだもん。1988～89年頃にリリースしていれば確実にヒットしていたはず！Lonnie Gordonのシングルの殆どがダンス・ミュージック色の強い楽曲が多いところをみると、当時のコンセプトに合わなかったのね～。