Drunk | travel in light years...

travel in light years...

気ままな旅日記|この日記を読んで、かつていたあの時間、その場所に帰りたくなるような気分になるといいなぁ|

実は当初この『インポッシブル・プリンセス/Impossible Princess』
1997年9月にUKで発売される予定だったんだよね~

しか~し、ご存知のとおり1997年8月31日
ダイアナ元皇太子妃が恋人ドディ氏とともにパリ市内のトンネルの中で事故(?)に遭遇
帰らぬ人に

この為アルバム・タイトルがその時期やや不適当であると考えられ
カイリーも同意
前作と同タイトル「Kylie Minogue」へ変更
またアルバム発売も延期に


結果、日本が1997年10月先行リリースすることになり
続いてオーストラリアで1998年1月12日リリース
そして遂にUKが1998年3月23日リリース

発売を見送られたにもかかわらずUKチャート最高第10位
でもこの時点でカイリーのUKでのアルバム自己最低セールスを記録~

しかし、世間一般的な位置づけではキャリアの汚点となってしまったアルバムという印象がありますね
逆に母国オーストラリアでは結構売れましたよ
デビュー・アルバム以来の好セールス
最高第4位でダブル・プラチナ
それにはこの時期行われたオーストラリア国内でのツアーの影響が大きかったようですけどね

ヨーロッパ・チャート最高第31位
全世界で約50万枚のセールス

ということで
カイリー通算6作目『Kylie Minogue (Impossible Princess)』は批評家の酷評の影響もあり
UKではたったの100,000枚しか売れず
カイリーのキャリアの中で最低最悪のセールスを記録
4週間後には完全にチャートの紙面から消滅
ポップ・スターとしての輝きも
もうこの時にはありませんでした
かなしいわ

でも
後にダークでパーソナルな詩
ディープなサウンド等
改めて良く出来ていると最も再評価されたアルバムでもあるの!

2003年5月26日、DeConstruction時代にリリースした2枚のアルバムをBMGからスペシャル・リマスター・エディションとして再リリース
リマスターされ、また新たなライナーノーツ、レア・トラック&未発表リミックスを含むボーナス・ディスクをプラスした各豪華2枚組よ オススメ!




このアルバム・プロモーション来日の際
池袋HMVでサイン会を開催
勿論参加したわ!!
華奢で小さくてキュートなカイリー嬢が目の前に現われた時はもう夢を見ているよう
たった数メートル先に、居たのよ!

順番がきてCDケースにサインしてもらった時
せっかくだから自分の名前も書いてもうらおうとしてお願いすると
カイリーの横に座っていた通訳のオバサンが「ダメよ、時間かかるから!」
みたいなことをカイリーに告げ口
でもカイリーはちゃんと名前を聞いてくれて勿論サインと一緒に書いてくれたわ
握手した手はしばらく洗えなかったの!
サイン会が終わるまでガン観状態
本当に夢のような(そして今から考えると奇跡のような)一時
マネージャーのテリー氏はビデオ撮りまくりだったっけ