気が付けば1年半以上ぶりの更新となってしまいました。
●直腸がんの経過
2021年11月11日に直腸がんの手術から5年が経過、その後、2022年1月~2月にかけて術後5年(+α)の検査を行いました。
検査結果は大腸カメラ、造影CT、腫瘍マーカー、他採血結果、全て問題なしで、主治医から「寛解ですね」との言葉をいただきました。
育児に追われていることもあり、がんのことを考える時間は日に日に減っていましたが、それでもやはり「まだ5年経ってないし…」という思いはありました。
「寛解」という言葉を聞くことができ、ようやく肩の荷が下りた感じがします。
子どもの風邪を数度もらったことはありましたが、体調は基本的に良好です。
数か月に1回くらい腸の動きが激しい日があって、その日だけ排便障害か?と思ってしまうこともあるのですが、だいたい1~2日で落ち着くので、これも大した問題ではありません。
●今後
今後は経過観察は不要とのことでしたが、罹患した年齢が若いので主治医の提案で遺伝外来を受診することになりました。
マイクロサテライト不安定性の検査は以前行いましたが、父が多発がん(食道がん、膀胱がん、小細胞肺癌)で死亡したこともあり、
遺伝カウンセリングの後、必要に応じて追加の検査も行ってみようということになりました。
現時点でのがんに関する最大の関心事項が「子どもに遺伝するのか?」ということなので渡りに船です。
●その他
生活のペースもつかめてきたのと、娘がお父さんっ子なのをいいことに、趣味に割く時間を増やしつつあります。
ピアノとヴァイオリンのレッスンに通い始めました。
あとは、この半年で、お世話になった方々(命を救ってくれたといっても過言ではないくらい)が複数名、若くして亡くなりました。
それをきっかけに、どのように時間を使っていきたいのか、ということを改めて考える時間が増えました。
人生でこれが達成できていたらいいなあ、というものも自分の中である程度定まってきたので、
色々迷いながらもチャレンジして楽しんでいければと思う今日この頃です。