※2016年12月8日追記

皆様、コメントやメッセージで様々なアドバイスや激励をいただき本当にありがとうございます。

婚約者の彼とも相談していますが、せっかく2週間の考える猶予を与えられたので、悔いのない選択ができるよう、セカンドオピニオンも視野にいれながら考えていこうと思っています。

経過は引き続きこのブログに記載していきたいと思っています。

 

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今日は術後初の外科外来。病理検査の結果を聞く予定でした。いよいよステージが確定。

 

先に結論から書くと、ステージはⅢa。TNM分類だとT2N1M0T1N1M0(2016/12/21修正しました)です。

術前はⅠだと思っていたのですが(主治医のO医師もそうみていたし病理検査依頼書の臨床経過にも「早期がん」と書いていた)、術後、O医師から

「リンパが1か所腫れているように見えた」

と聞いていたので、

(あ~ステージはⅢaかな?抗がん剤どうするかぼちぼち考えとくか…)

と心の準備は出来ていました。

 

※これに伴いブログのタイトルも変更しました

 

ただステージⅢaだった場合、抗がん剤については正直迷っていました。

ステージⅠかⅢbだったらどうするか決めていたのですが…。

なので診察でO医師に相談して、ぶっちゃけたところどうなのか聞く気まんまんで病院に向かいました。

 

病院に着いてからはまずは採血の受付。

これまでで一番混んでいて55分待ち!諦めて受付だけして、O医師の診察後に採血に行くことにしました。

 

待ち時間が少々発生してしまったので、病院の外をお散歩。寒かったけど敢えて外へ。

入院依頼、病院の空気がトラウマです。なるべく吸いたくないというか、いるだけで気が滅入ってしまうというか…><

 

その後、O医師の診察へ。

入った瞬間、何かビミョーに固い空気だったので、BADトピックがあるんだろうな~と思いつつもまずは問診。今日も髪の分け目が気になりました。

・体調全般

・便の具合

・食事の様子

について聞かれました。

そしてその後お腹を触診。朝起きてうっかりスカートを履きそうになっていたのですが、お腹を出しやすいズボンにしておいてよかった。

傷が少し黒ずんできたね~と言われましたが、特に触った感じ変なところもなく、経過は順調、しこりになっているところもそのうちなくなるから、とのことでした。

 

さていよいよ病理検査結果の説明ですが、ベッドから椅子に戻る途中で「stageⅢa」と見えてしまいましたw

ステージを知った瞬間、落ち込むかな~と思っていましたが、実際に見てみるとむしろすっきり感が強く、今後の方向性を改めてきちんと相談しようと思いました。

 

席に着いてからは以下のような話をしました。

 

・リンパ節浸潤が1つ(1/26)あったのでステージが当初の見込みのⅠではなくⅢaになった

・ステージⅢaの場合、術後補助化学療法が推奨される

  ↓

(ここで「迷っているんです」と相談しようとしたところ、O医師の方から引き続いて話が・・・)

  ↓

※以下の内容については、O医師の経験に基づいての話もある、という前提での話です

・一般には抗がん剤が推奨されるが、(私)さんのケースについては強く推奨しません。

・理由は

  ①他の疾患があり、特に脳腫瘍の手術をする、となった場合、抗がん剤なんてもっての外である

  ②下垂体近くに腫瘍があるので、各種ホルモンに影響を与える可能性がある抗がん剤治療を行うには慎重に判断すべき

  ③妊娠の可能性(←これから結婚するということは最初から伝えており、あと年齢的なこともあり・・・ものすごく気にして下さってます。)

・私の病理検査結果の状況から判断するに、ステージⅢaの一般的に言われている5年生存率や再発率より良好な数字になると思う

・抗がん剤を強く推奨しない理由として、やったところで生存率や再発率の改善が数%の上乗せに留まるところ。これが「やれば90%以上になりますよ」ということであれば推奨するが・・・

 

ということ。

特に最後の点については、私の心に深く入り込んできまして、

(このような情報を伝えてくださるとは・・・O医師にお願いして本当に良かった!)

とO医師に対する信頼をさらに深めたのでありました。

 

あとはもし抗がん剤をやるのであれば、それほど強くない服薬の抗がん剤を半年・・・と言っていたので、カペシタビン単剤で半年、を想定されているようでした。

 

O医師からは

「今日はたくさん話したから抗がん剤については今決められないよね。また2週間後に相談しましょう」

と言われ次回の外来を2週間後に予約しましたが、この時点で私の気持ちは

「抗がん剤はやらない」

にほぼ決まっていました。今夜、彼にも一度私の気持ちを伝えて相談してみるつもりですが、たぶん、私の意志を尊重してくれるでしょう。

(一応、自分自身の中でも再考してみますが・・・)

 

外科外来の最後には病理組織診断報告書を印刷して下さい!とお願いしました。

誰に見せるの~?と訝しがられましたが、自分で・・・と濁しておきました。

まあ(使い道はどうあれ)自分の意志で使う・・・ので、嘘はいっていません

 

外科の後、脳外科と内分泌内科にも行ったのですが、こちらは他の病院にお願いしようと決めました。

理由は一言でいうと「ムンテラが糞で信用できない」(口が悪くてごめんなさい・・・)なのですが、こちらはまた別記事で。

 

 

※おまけ:病理組織診断報告書に基づく私の直腸がんの状況

腫瘍占拠部位:直腸S状部

肉眼形態:表在型-亜有茎型

大きさ:24×15mm

組織型:中分化型腺癌(tub2)

深達度:sm(3000μm)

間質量:int(中間型)

癌の伸展様式:膨張型、浸潤型の中間

ly1:リンパ管侵襲は軽度

v0:静脈侵襲を認めない

Budding(簇出) Grade 3

所属リンパ節転移:n1a(1/26)

pPM0:口側切離端に癌浸潤を認めない

pDM0:肛門側切離端に癌浸潤を認めない

pRM0:外科剥離面に癌浸潤を認めない

pR0:癌の遺残がない

pstageⅢa(術後病期はステージⅢa)

 

大腸リンパ節

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