11月11日(金)
手術当日。
チンアナゴの日(私はチンアナゴの歌を暗譜で熱唱できる程度のチンアナゴファンです)
前日夜は彼と喧嘩しましたが、元来、寝たら忘れる性格なので当日は6時ごろ起き、彼とも普通にやりとり。
起きてからは検温と血圧測定を済ませました。血圧が78/57と低かった・・・。
彼は約束通り8時半ごろに病室に来てくれました。
話をしていると当日の担当看護師(化粧臭くて最悪…)が来て歩いてオペ室へ。
銀色の扉の前で彼とはお別れです。何だか私より彼のほうが神妙な顔だし、緊張していた(笑)。
オペ室に入ってからは、本当にまな板の鯉。なされるがままに色々処置をしてもらいます。
麻酔科医の腕もよく、硬膜外麻酔もほとんど痛みがなく一発でOK。全身麻酔がかかり始めたら本当に一瞬でした。
遠くから聞こえる
「…さ~ん、無事に終わりましたよ~」
の声でぼんやり目覚めたら、強烈な武者震いがきました。
(ああ~これが噂の発熱前の武者震いか~)
なんて思っていたら個室のベッドに移されました。
痛みはさほど無く、熱もあるのはわかるのですが、風邪のときのような辛さはない。
ただとにかく鼻の管が辛くて辛くて辛くて・・・。
気持ち悪いから抜いてくれとお願いしたら、抜いたらますます気持ち悪くなるからダメと言われ敢え無くそのまま放置。
途中、O医師が病室に来て「全部予定通りに終わったからね。安心して」と言いに来てくれたのですが、ぼーっとして反応できず。
とにかく気持ち悪かったのですが、ひたすら我慢していると、来ました来ました。
胃カメラの時にもあった強烈な反射><
お腹切られた直後だし我慢したかったのですが、当然そのようなわけにもいかず、反射と強烈な痛みで悶絶しました。
その後、今度は強烈な吐き気が…
(誤嚥性肺炎になる!)
となぜかここだけは冷静になっており(笑)、術後数時間にも関わらずとっさに体を横に向け、上手に吐きました。我ながら素晴らしかった。ちなみに吐瀉物は緑色、苦かったです…。
そのあとはひたすら寝ていました。鼻の管が明日は抜ける…と朦朧と、それだけを楽しみに過ごしていました。
彼は面会時間の最後まで付き添ってくれ、帰りました。
彼の帰宅後も夜担当の天使のようなベテラン看護師さんのおかげで、硬膜外麻酔も適切なタイミングでプッシュしてもらい、ロピオンも点滴してもらい、痛みは思っていたよりも全然軽く、初日の夜を過ごすことができました。