大腸がん関連ではもはや腹腔鏡手術を待つのみ、だと思っていたのですが、ひょんなことから下垂体腫瘍の疑いが出てきてしまい、追加でMRIを撮ることになりました><。まあ良性腫瘍であることがほとんど、ということと、手術も鼻から可能なのでそれほど心配してないんですが、、、。
とはいえ、もうどうなってるの私の体!?というのが本音です。一気に色々治したほうがいいと思うので、大人しく入院2日前にMRIを撮ってこようと思います。
・・・という騒動(?)があったので、2日連続で通院してきました。
1日目は内分泌内科、2日目はいつもの外科のO医師。
内分泌内科では下垂体腫瘍の疑いの話とホルモン異常がないかを調べたい、ということで、診察をうけましたが、ようやくめんどくさかった術前の通院地獄も終わると思っていたところでまた検査・・・と言われ、大人げないとわかっていながらも近年まれにみるレベルでイライラが爆発し、ドクターに悪いと思いながらも「もうめんどくさいし時間の無駄なので手術も治療も止めます」と、完全に頭のおかしい人としか思えないような発言をしてしまいました。
私の主治医はあくまでも外科のO医師なので、内分泌内科の医師(I医師:女性)はよかれと思ったことを提案することしかできない(診察の中でも~~してみたらどうですか?、私の立場としては~~してほしい…みたいなスタンスの物言いしかできてなかった)のでビミョーな立場だってのもわかっていたんですけど、私は自分の心のコントロールができてませんでした。はっきりしてよ!って思ってしまってました。
自覚症状全くなしの自称健康体なんですけど、がんという事実だけで心は荒んでいたようです。
まあでも結局、一応私も理性が残っていたようなのでその後我に返って「O先生はじめいろんな方が力を尽くしてくれてるのにすみませんでした」と詫び、その日は採血だけは実施するという落としどころに落とし、I医師とは入院初日に病棟で話をすることになりました。
いや、もう、自分が馬鹿すぎて思い出すだけでゲンナリします。
そして余談ですが、I医師から「普段ね、めったにそういうことないんですけど、この間廊下でO先生と合った時に、今度紹介した(私)さんという人がいるんだけど…って、若くして罹患されてるからかなり気にかけていらっしゃいましたよ」という話を聞きました。
キュン死…は当然しませんが、なんだかありがたいなーと思いました。
当初の予定では、すぐに手術を受けて根治して、ドクターたちの記憶に残らない患者になろうとしてたんですけどね。。。
で、その翌日。いつもの(って書きたくないけど、もはや”いつもの”と言っていいレベルの頻度ですよね)O医師の診察。
(そういえばMRI撮るって話はどうなったのかな~)
なんて思いながら病院へ向かいました。
いつもより遅めの時間だったので待ちました。入れ代わり立ち代わりO医師の部屋に入っていく患者さんを見ながら、
(外来の日は8:30から14:00までこれが続くんだよね、ほんと医者ってタフだな~)
なんて他人事のように思ってました。私も患者の一人なのにね。
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O医師: 内分泌行ってくれたんだよね?
私: はい、下垂体腫瘍の疑いがあるのとホルモンの検査をしたいってことで、昨日採血だけしてきました。
O医師: えらい詳しく診ようとしてるね…専門的過ぎて僕の範疇を超えてるねHAHAHA
(※この間、いろいろこれまでの病歴とか入院前倒しできないかとかそういう話)
O医師: わかりました、手術は予定通りの日程でしましょう。その代わり、1点だけ協力してくれないかな。僕も無理やり交渉してみるから。
私: はい、何でしょう?(ってこれは…いつものO医師のICのテクニックだw MRIのことだろうな~)
O医師: 脳のMRIを撮ってください。
私: (ほらね、キターーーーーーーーーーーw)
O医師: 脳になんかあったら大腸の手術だけやって終わりって話じゃないからね
私: (降参…w)まあそうですよね、日程はいつになりますか?
(※放射線科とO医師が交渉、日程を調整してもらう)
O医師: じゃあね、MRI最後に面倒だと思うけどお願いね。
私: わかりました。無理を聞いてもらいありがとうございました。
(※この後、手術前の説明と当日の付き添いについて説明を受けて診察終了)
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下垂体腫瘍、何ともないと思っていますが、MRIはクリアして早く手術終わらせたいです。社会から離れたくない。
そして帰宅してからこの2日間の顛末を彼には詳しく話したんですけど、O医師のムンテラ(IC)は完全に私を手玉に取っている、という結論に落ち着きました。
まあ、自分に合う良い医者に出会えたということなんでしょう。よかったよかった。