今日は外科の予約が入っていたので午前休をとって病院に行ってきましたよ。

すごい勢いで有給を使っているからそろそろやばいかも><。

 

外科は10:30の予約枠と思いきや、行ってみたら11:00に変更されていました。

まあどうせ待たされることには違いないし、30分のちがいだったのでゆっくりソファに座って待ちました。

 

待ち時間の間に一応初診扱いになるので、諸々アンケートや問診票に記入。もちろんO医師は事前に各種データ等の共有を受けており、状況はわかっていましたが。

 

早く来たかいがあってなのか、11:00少し過ぎに診察室に入室。

初めてお会いするO医師は大学の物理の先生に似ていて、大病院の外科医長なんて威圧感は一切感じさせない、ソフトな印象の方でした。

 

問診はテンポよく進行。私が先にU医師から説明を受けていることをひととおり取りまとめて話したからかもしれません。

途中触診をしてもらいましたが、お腹も特に固かったり、触られて痛いということもなく、スムーズに終わりました。

問診の最後で手術について説明。

U医師から聞いていた通り、やはり腹腔鏡。簡単な図を書いてもらって、どのくらいの大きさの傷ができるのかの説明を受けました。

 

私の場合は直腸Rs部(S状結腸のすぐ近く)なので、おへそのあたりに4~5センチ、あとはデバイスを通すための穴を0.5センチを3つと1.2センチを1つとのこと。大きな傷はおへそにかぶさるので、それほどめだちませんよ、ということでした。

 

切除する腸の長さは約20センチ。直腸切除なので術後の副作用としては頻便(便を貯められなくなるから)が起こるとのこと。

私はだいたい1日1回のペースで大便を排出しているので、それが日に2~3回になるとのことでした。まあ問題ありません。

 

そして入院期間は通常10日前後。

で、指定された候補日を見てみると、運の悪いことに資格試験の日と重なりそう・・・。これは次の問診のときに要相談です。

ずらしたい・・・。

 

で、とにかく早めに色々意思決定したいので、術前検査はなるはやでやってもらうことにしました。明日。

造影CT、心電図、呼吸器検査の3つです。

 

ちなみにO医師にはもうすぐ結婚する予定で、彼とも同棲していることを話しました。

こんなタイミングで大変だけど頑張りましょう、と言ってもらえました。

 

O医師の診察のあとはいざ胃カメラへ。先日大腸内視鏡を行った検査ルームに向かいます。

今日はほとんど待ち時間もなく中に通されました。

 

入ってからまずは胃の泡を消す薬(無味?どろっとして気持ち悪い)を飲み、その後、喉の麻酔をしました。

麻酔を何度も飲み込みそうになりましたが、何とか3分をクリア。首が痛くなった。

 

その後、胃の動きを止める筋肉注射をされ、また鎮静剤を打たれそうになったのですが、検査後1時間休めと言われたので、そんな暇はありませんと断り今回は鎮静剤なしで強行することに。

内心ものすごいいやだったのですが、会社に行けなくなることの方がよっぽど嫌だったので、文字通りのど元過ぎれば何とかなるだろう、という目論見で強行しました。

 

それからは内視鏡の検査室に通され、近年まれに見る苦痛の時間を過ごしました。

 

担当は消化器科のレジデント。4~5年目ですかね、若かった。

ベッドに横になってからは口におしゃぶりなような器具を突っ込まれ、そのままなされるがままに。

胃カメラは(今どきこんなの使うのかよ!?)って思わず目をぱちくりしてしまうくらい太かった><

開業医だと「当院では細い、経鼻のカメラを用い、患者さまの苦痛を最小限にする工夫をしております」なんて訴求するんでしょうけど、大病院だとそんな必要ありませんものね・・・。

 

挿入されてからは本当に地獄でした。

反射で軽く10回はオエ~~~~~~~~~~~っとしました。

鼻呼吸すれば楽ですよ~とか言われたけど、そんな問題じゃねーよ、というレベル。そもそも若いんだから反射を起こすなというほうが無理無理!!

 

あとはとにかくずっと押されている喉が痛い。まだ痛いです。

 

そんな私の苦痛はおかまいなしにカメラは食道~胃~十二指腸と進みます。

十二指腸はとくに問題なかったようなのですが、胃を詳しく見ているときに

 

「インジゴ、あと生検の準備も」

 

と。

 

(はいはい来ました来ました。これで10分は延長だ)

 

ということがおのずとわかり、苦しさからなのか気持ち悪さなのからかわかりませんが、涙がたくさん流れてきました。

そして生検の組織の採取中がまた苦しい。

「息止めて~」

なんて言われるけど、もう止めているのか息してるのか、自分で冷静に判断ができなくなってしまいました。

 

結局、20分以上胃カメラを飲まされていました。最悪。

 

胃の生検と、明日受ける各種検査の結果は1週間後にO医師から聞きます。そこで腹腔鏡手術の日程が正式に確定。

その日は彼にもいっしょに付いて来てもらう予定です。

 

そして案の定というか予想通りというか、喉元すぎれば元気になりました。まだ喉は少しひりひりしていますが、午後は通常に仕事をし、食事もとり、元気に過ごしています。人間って強くできているもんですね。