※過去の振り返り記事です
大腸内視鏡検査で発見された25mm前後の腫瘍ですが、生検に出されました。
そして約10日後にその結果を受取りに・・・。
まさかこの縁のないはずの町にまた来るとはな~・・・なんて思いながら、セレブが好きそうな町を再訪。医院に向かいました。
医院についてからは待合室でしばし待ち。
小児科が併設されていることもあって、明るく、親しみやすい良い医院です。
10分程度待ち、診察室に呼ばれました。
ドクターは紹介状に同封する写真や検査結果も見せつつ、丁寧に解説してくれました。
「Group5なのでやはり大腸がんでした」
「高~中分化型腺癌で、これは成熟した細胞から発生した癌・・・って意味ね」
「血液検査の結果、肝機能や腎臓、脂質代謝には問題なし」
「腫瘍マーカーも問題ないね」 ※CEAが0.9、CA19-9が19.9でした
あとは結果をちら見したところ、「SMへの浸潤は不明」と書いていたので、まだ完全には安心できませんでした。
そして自分用の検査結果を受取り、紹介状と紹介先の診察予約表を受取り医院をあとに。
別れ際ドクターからは
「U先生はうちから紹介した患者さんを何人も治してるから大丈夫大丈夫!」
と言われました。優しいなあ・・・。てかそんなに不安そうに見えたのかな、私。
そしてトボトボと歩きながら駅へ。このあと会社に戻るのですが、途中で彼にメール。
「大腸がん確定。高~中分化型腺癌で腫瘍マーカーは2つとも正常値。明日紹介先の病院に行く。」
で、これに対してこう返信があったわけですよ。
「そうか。気楽になったな」
って。
今なら受け流せるメールかもしれないですけど(確定診断がついて腹を括れて気楽になったかな、という意味なのかもしれないし)、その時は確定診断ついた直後で落ち込んでいたこともあり、しかも癌の確定診断を受けたことに対して「気楽」とかよく言えるな、と思い、怒りと悔しさと悲しさでぐちゃぐちゃになってしまいました。
(加えて彼は常日頃から断定的な物言いをし、高校のときに理科の成績がよかったのが自慢なのでネットで病気について調べてなんだかんだ言ってくる、精神的に参っているときに話を聞いてくれるようなことはほとんどせず正論をふりかざす、という性質があるためそれも私のやりきれない気持ちに火をつけたのかもしれません)
その後、彼からは何度かメールがありましたが、私は適当な返信か無視。
夜に帰宅するときも彼に会いたくなかったので、帰らずどこかビジネスホテルに泊まろうかと思いました。
(結局ごはんの支度とかもしていたので帰ったのですが)
その日の夜は正直疲れました。翌日仕事でしたが、彼とAM2時くらいまで話をしました。