※過去の振り返り記事です
健康診断で「便潜血陽性」の診断を下された私。
まだ30代だし大丈夫でしょう、なんて甘い考えもよぎったのですが、意を決して大腸内視鏡検査を受けることにしました。
意を決して、と書きましたが、特に何か大きなことがあったわけではなく、以前、製薬会社と仕事をしていた際、たまたま消化器領域の担当をしていたこともあり、何となく消化器の疾患に関する知識があったのです。
それで「検査受けてみるか~。やるならバリウム注腸検査よりも内視鏡だよな~。でも内視鏡はドクターの腕次第で辛さが大きく変わるからな~」なんて思いつつ、検査先を探したのでした。
もちろん家や職場の近く、という条件を優先して探してもよかったのですが、そこは自分の体のこと。
納得のいく医師に診ていただきたい、ということで家からはアクセス微妙な場所ですが、良い医師を見つけ、内視鏡検査を受けることにしました。
医院にはネットから予約。仕事の休憩中にさくっとできました。便利ですね。
その後、受付確認と下剤の手配に関して看護師さんから電話があり。とても丁寧な対応でした。一気に安心。
電話では
・5日前から雑穀はなるべく控えてほしい(雑穀LOVEの私にはかなり辛い・・・)
・前日は20時までに夕飯を終えて21時に下剤(マグコロールの高張液)を飲むこと
・当日は13:00からの検査なので、9:00ごろからマグコロール2リットルを飲むこと
・ポリープ見つかったらその場で切ってもいいか?
というような注意事項を受けました。
あ、下剤は自宅にレターパックで郵送してもらいました。本当に対応がよい医院。
この時点では私もそうですし、看護師さんもまさか大腸がんだなんて思っていなかったでしょう。
さてさて、5日前からの雑穀禁止も守り(涙)、無事に下剤も受け取り検査の前日。
前日は消化に良いものを、ということだったので、おかゆや食パン、ビスコなどを食べました。
21時のマグコロールも「まずい!」というネット上の評判にびくびくしながら飲みましたが、キンキンに冷えた水で一気に流し込んだからか思ったよりも全然いける!という感想です。
その日は「下剤飲んだから寝てる間に漏らしてたらごめんね♪」なんて謎の謝罪を彼にしてから就寝。
朝まで何事も起こらず熟睡しました。
目が覚めて大腸内視鏡検査の当日。
いつも早起きなのですが、この日は夕方から出社の予定にして休暇を取得していたのでゆっくり起床。
朝ごはんは当然食べず、冷えた水で2リットルのマグコロールの準備をしました。
写真撮っとけばよかったな~と後悔しているのですが、本当にすごい量!
実際に目の前にすると飲み干せるのかと不安になります。(まあ飲まなきゃなんですが)
9:00からマグコロールとの戦い開始。
この飲み方は良くないのかもしれませんが、まず半分ほど(つまり1リットルほど)を一気に飲み干しました・・・。
味は妙に化学的なポカリスエット。飲めなくはないけど好んでは飲みたくありません。
一気に大量に飲んだので横になって少し休憩。
お腹のタプタプが落ち着いてきたら、軽くストレッチなどの運動をしたほうが良いと聞いていたので、洗濯をしたり、アルクマダンス(https://www.youtube.com/watch?v=zrWV3pufzxw)を踊ったりしながら過ごしました。
その後ちびちび飲みながらマグコロールと戦っていましたが、便意は10:30くらいから一気に来ました。
結局1時間半で6回くらいトイレに行き、綺麗に出し切りました。
6回目の後、もう出ないだろうという感じになったので軽くシャワーを浴びて身支度して出発。
電車での1時間ほどの移動もなんなく乗り切りました。