さて、今まではあまり私自身のことに関しては話していませんでしたが、実は私は英語が話せます(現在ドイツ語を勉強中です)。いままで、色々な国の方とお話をしてきましたが、とても強く感じることが一つあります。もちろん経済に関することです。
それは多くの日本に関心のある外国人が、日本のポップカルチャーにとても興味があるということです。中でも日本のアニメ・漫画・ゲームの人気は、身に染みるほど体感しました。私はかなりアニメ好きなのですが、私を超えるオタクが余裕でたくさんいます笑。もちろん漫画・ゲームもとてもすごいです!私の知っているドイツの方は「モンハンこそ私の青春」と答えていました。
ここで私が話したいのは、このポップカルチャー(とりわけ上にあげた3つ)のもたらす将来的な経済利益です。年月が経つにつれて、日本のオタク文化に触れていた層が増えていきます。これにより、日本は非常に広い世代の、非常に広い地域から愛される文化を持つことになります。グッズなどの貿易や、権利関係での報酬だけでなく、インバウンドに大きな期待が寄せられますね。
現在の訪日客の中でも特に若い層は、がっつり日本のポップカルチャーの影響を受けているというのが私の体感です。
アニメに関する話をすると、日頃からアニメ事情を追っていますが、年々そのクオリティは上がっており、特にアニメ「チェーンソーマン」や「SPY×FAMILY」は、とてもあつかったです!例のドイツ人の友達も「SPY+FAMILY」のボンドがとても好きでした。
今の海外の若者が、将来的に十分に稼げるようになった時、その消費が日本のポップカルチャーに向く可能性はかなりあると考えています。勿論、未来の予測なんて誰にもできませんし、この話は厳密なデータに基づくというよりも、体感値が大きいです。
しかし、コロナ後のインバウンドの急激な上昇にポップカルチャーが一枚噛んでいることは間違いないでしょう。政府側も自国のこの強みをもっと深く理解してくれたらと切に願います。