それは突然の破水から始まりました。
午後2時になる少し前,別室から姫の泣き声が聞こえたので,お昼寝から目覚めてしまって不機嫌な姫を抱っこしていました。すると,今度はダイニングから「あ,破水した。」という声が。
最初は聞き間違いかと思ったのですが,慌ててダイニングへ行くと,座ってコーヒーを飲んでいたはずのママが,やはり破水していたのです。
みんなの動揺が伝わってしまったのか,姫は大号泣。
落ち着け,落ち着けと自分自身に言い聞かせながら,おじいちゃんに留守番をお願いして,4人で分娩予定の病院へ車で行きました。
診察の結果「すぐに入院することになりますが,陣痛がまだあまりなく,いつ出産になるかわからないので,今夜は分娩室で泊まることになります。」とのこと。
落ち着きを取り戻して退屈気味の姫と一緒に,近くのお店のおもちゃ売り場でしばらく時間を潰しましたが,ママにそれほど変化が見られないので,4時頃にはとりあえず家に帰ることにしました。
晩ご飯を食べ終えた7時頃,ママから電話が入り,持ってきて欲しいものがあるということなので,再び3人で病院へ行きました。すると,陣痛はやや強くなり始めているものの,まだまだ会話をする余裕もあり,姫の出産のときの経験から,この時点ではまだまだかな?と思い,出産が深夜に及ぶことも覚悟しました。
そして,おばあちゃんは姫に家に帰ろうと誘ったのですが,姫は「嫌ーっ!パパがいいー!」と絶叫したので,仕方なく看護師さんに何かあったらすぐ携帯に連絡してもらうようお願いして,3人で帰路につきました。
しかし,ここでおばあちゃんが機転を利かせてくれて,車が家の前に着いたとき,「パパはお仕事があって,これから車でおうちに帰っちゃうから,いつもみたいにパパにバイバイしよう。」と言うと,姫は納得しておばあちゃんと一緒に家の中に入ってくれたのです(毎週日曜日に姫と別れるときは姫は泣きません)。
そして,そのままひとりで三たび病院へ行くと…。
陣痛がかなり強くなってきており,しばらくの間腰をさするなどしていましたが,耐えきれなくなってナースコールをすると,すでに子宮口が全開で,すぐに出産準備に取りかかることに。
予期せぬ急展開に戸惑いながらも,その後もどんどん分娩は進み,午後8時38分,ママは無事3306グラムの男の子を出産しました。
そのとき,おばあちゃんにお風呂に入れてもらった姫は,寝かしつけのときに寂しくなってグズったものの,何とか寝てくれたそうです(私が病院から戻った後に一度起きて大号泣しましたが)。
…今にして思うと,姫は「パパがいいー!」と何度も言い,何度も泣きましたが,一度も「ママと一緒にいる!」とは言いませんでした。姫は「ママは赤ちゃんを産むために病院にいなきゃいけないし,一緒にはいられない」ということを理解し,姫なりに一生懸命我慢していたのだと思います。
お姉ちゃんになった姫は,今日もいっぱい泣いて,いっぱい頑張っていました。親としてはとてもせつなくなりますが,成長を実感した2日間でもあったのです。
(王様)
午後2時になる少し前,別室から姫の泣き声が聞こえたので,お昼寝から目覚めてしまって不機嫌な姫を抱っこしていました。すると,今度はダイニングから「あ,破水した。」という声が。
最初は聞き間違いかと思ったのですが,慌ててダイニングへ行くと,座ってコーヒーを飲んでいたはずのママが,やはり破水していたのです。
みんなの動揺が伝わってしまったのか,姫は大号泣。
落ち着け,落ち着けと自分自身に言い聞かせながら,おじいちゃんに留守番をお願いして,4人で分娩予定の病院へ車で行きました。
診察の結果「すぐに入院することになりますが,陣痛がまだあまりなく,いつ出産になるかわからないので,今夜は分娩室で泊まることになります。」とのこと。
落ち着きを取り戻して退屈気味の姫と一緒に,近くのお店のおもちゃ売り場でしばらく時間を潰しましたが,ママにそれほど変化が見られないので,4時頃にはとりあえず家に帰ることにしました。
晩ご飯を食べ終えた7時頃,ママから電話が入り,持ってきて欲しいものがあるということなので,再び3人で病院へ行きました。すると,陣痛はやや強くなり始めているものの,まだまだ会話をする余裕もあり,姫の出産のときの経験から,この時点ではまだまだかな?と思い,出産が深夜に及ぶことも覚悟しました。
そして,おばあちゃんは姫に家に帰ろうと誘ったのですが,姫は「嫌ーっ!パパがいいー!」と絶叫したので,仕方なく看護師さんに何かあったらすぐ携帯に連絡してもらうようお願いして,3人で帰路につきました。
しかし,ここでおばあちゃんが機転を利かせてくれて,車が家の前に着いたとき,「パパはお仕事があって,これから車でおうちに帰っちゃうから,いつもみたいにパパにバイバイしよう。」と言うと,姫は納得しておばあちゃんと一緒に家の中に入ってくれたのです(毎週日曜日に姫と別れるときは姫は泣きません)。
そして,そのままひとりで三たび病院へ行くと…。
陣痛がかなり強くなってきており,しばらくの間腰をさするなどしていましたが,耐えきれなくなってナースコールをすると,すでに子宮口が全開で,すぐに出産準備に取りかかることに。
予期せぬ急展開に戸惑いながらも,その後もどんどん分娩は進み,午後8時38分,ママは無事3306グラムの男の子を出産しました。
そのとき,おばあちゃんにお風呂に入れてもらった姫は,寝かしつけのときに寂しくなってグズったものの,何とか寝てくれたそうです(私が病院から戻った後に一度起きて大号泣しましたが)。
…今にして思うと,姫は「パパがいいー!」と何度も言い,何度も泣きましたが,一度も「ママと一緒にいる!」とは言いませんでした。姫は「ママは赤ちゃんを産むために病院にいなきゃいけないし,一緒にはいられない」ということを理解し,姫なりに一生懸命我慢していたのだと思います。
お姉ちゃんになった姫は,今日もいっぱい泣いて,いっぱい頑張っていました。親としてはとてもせつなくなりますが,成長を実感した2日間でもあったのです。
(王様)