よくね、そう言う話を聞きますね。

「宗教は嫌いオエー

「宗教やってる人とはお付き合いできないオエー

「宗教は弱い人、頭の悪い人が騙されるものオエー

「宗教は洗脳されてるだけオエー

とか。


まぁ〜、随分だこと!!凝視

ワタシは元々クリスチャンではないですし、叔父が神主やらお坊さんやらだった事もあって、宗教そのものには偏見は無かったんですが、日本人の宗教への反応は非常に厳しいものがあります。

宗教アレルギー、とでも言いますか。


また、神様なんて居ない物申す、と言う方。

いや、全然、良いんですよ・・・。

だって神様、見えないし。

神様の声、聞こえないし。

神様がいるなら、なんでこんな不公平で理不尽な世界なんだ〜!!

って、分かります。その気持。同感。

気が合いますねドキドキ!ワタシ達グッド!


で、そう言った方はおっしゃるんです。

神様なんて信じない!信じない!信じない!物申す

って言って、神様が居ないと「信じてるにっこり


何が言いたいかと申しますとね、結構多くの方が、ミイラ取りのミイラじゃないかな、と。

無神論の方は、「神様なんて居ない」教、ではないかと。

それも割と熱心な信者が多い。

こう言う方は実は、逆に宗教を信じて熱心な信者になる可能性が高い。

やってる事は同じなんです。

それはなにか。


自分が正しいと思う事に固執している。


なんですね。

(いや、別に良いですけど。ワタシも人の事いえないし驚き。)


だから実は、本当に神が居るかどうかを真剣に問題にしている無神論の方はあまり見かけなくて、実際には、「神が居ない主義」、「無神論教」みたいなもので、その実、「神が居る主義」、「有神論教」と似てますよね。


え?アナタは違いましたか?それは失礼いたしました!!

でもね、世の中には多いですね。


「宗教嫌い」も似たようなものです。

非常にこれも、なんと言いますか、「雑」なんですね。

「宗教」と一口に言っても、まあ色々ありますよね。


それは、信仰してる対象が違うだけでしょ!?

と言うだけの問題ではないんですよ。


儒教や仏教は、元々は思想・哲学に近いですよね。

神道や世界中で見られる自然崇拝などは、古代信仰と言うか、まだ人類の科学技術が未発達だった頃の面影があります。

例えば太陽を神と見るのも、古代の人達が、毎日沈んでは登る輝く玉を見て、それがすごい物で、人間の力を超えたものだと考えるのは、ごく自然な事です。

また、中国の「天の思想」や、アメリカンインディアンの「グレートサムシング」等は、純然たるエネルギーや、意思を持たないか、人間とは全く違う意思をもつ「なにか」について語っています。

そうすると、宗教と一口に言っても、まあ千差万別で全く違うものですよね。


宗教は洗脳されている、と言うのも、そう言っている人自体が、その様に洗脳されているのでは・・・!?

と思ってしまう事があります。

まあね、そんな事言いだしたら、揚げ足取りみたいですけどね。

ただ、「宗教は洗脳」と言う思想に「洗脳されていない人」でしたら、「宗教は洗脳」と思う時もあれば、そうでない時もあるのではないかな。

と思います。

それが常に「宗教は洗脳」って仰っていたら、う〜ん。意思の強い方、と言うか、やっぱり「え!?アナタも洗脳されてない!?」って思ってしまいます。


日本と言う国は、非常に恵まれた国なんですが、宗教的な事については本当に不幸な国なんですね。

まず、恵まれた、と言う点ですがね、これだけハッキリと四季があり、その故に多くの動植物が生息する国は他にはないですよ(多分)。

種を巻いたら芽が出て成長する、あたり前のように思っていますが、そうではない国の方が多いのではないかと思います(多分)。

更に、これだけ水が豊富な国も珍しい(多分・・・って全部、多分かよ>ワタシ)。

なんせね、日本と言う国はね、玄関先で車を洗車したりしますけどね、その水、「飲める水」なんですよ。

砂漠の国の人が見たらどう思うでしょうか。


アメリカでも洗車してるじゃん!


って?

いえいえ、アメリカに昔滞在した時に、バスタブにお湯を張って驚きました。

お湯がエメラルドグリーンなんですよ。

高貴なお風呂かと思ったら、単に水道管の中のサビが出てきただけでした。

まあなんせ、飲める水をザバザバかけて車を洗うなんてね、日本は凄い国ですよ。


そして、日本の歴史です。

世界中の国は、多かれ少なかれ、他民族に支配されたり蹂躙された歴史を持つものです。

時には加害者に、時には被害者になる。

でも日本と言う国は、いまだかつて他民族に支配された歴史がないのです。

どう言う事か想像できますでしょうか。

他民族に支配される、と言うのは、日本人のように単一民族国家では想像しにくいですけどね。

お隣の中国を見ると良く分かります。

あれだけの広大な土地ですからね。

多数の民族が暮らしています。はるか古代から。

そして彼らは争いあうわけですね。

中国の王朝が変わる時はそれはもう悲惨です。

前の王朝の一族は皆殺しです。考えられない悲劇です。

人間はなぜか、他民族に対しては、「人の形をした動物」を扱うかの様に冷酷になれてしまう。

恐ろしい事です。

他民族を征服し、奴隷にし、強制労働させ、気に入らなければ殺し、彼らから言語を奪い、財産を奪い、文化財を破壊し、歴史を壊す。

こうした事が、他民族に対しては平気で出来てしまうのです。


では日本はどうでしょう?

モンゴルが来た時はちょっと危なかったですね(元寇ですね)。

でも、運良く助かった(とは言えその影響で幕府が変わりましたが)。

第二次大戦の時もそうですね。

日本人は祖国を皇国と言って、国のために命がけで戦う訳で、その理由は神道信仰、天皇信仰だ、と言う事で、戦後、皇室撤廃や皇族の処刑など、戦勝国同士が議論したわけです。

もしその際に、皇室が無くなっていたら、日本と言う国体自体が失われていた可能性があります。

日本語や日本文化や歴史が。

まあ、台湾が皇室撤廃に断固反対してくれたので、今の日本があるわけですが!

でも日本はその後、「無宗教」「無国籍」の国家になってしまいます。

アメリカではね、小学校から、星条旗に敬意を払うことを教えますね。

日本は?国旗も国歌も反対されてますね。

そして学校では宗教教育がない。

これは別に、学校で特定の宗教について子供達に信仰を持つように促す事が良い、と言う事ではないのです。

どんなに避けて通っても、宗教が完全にない世界は無いわけですから、むしろ積極的に、この世界にはどの様な宗教があって、それぞれどの様な主張をしていて、何を信じているか?

位の事は、「一般教養」として教えたら良いのに。とか思います。

たまにはお坊さんとか、神主とか、もちろん神父、牧師も呼んで、ちょっと話をしてもらうとかね。勉強になると思いますけどね〜。

ダメですか!?え!?ダメ!?宗教反対?

じゃあしゃあないな真顔。(折れるのかよ>ワタシ)


そして新興宗教による社会問題と社会犯罪。


そりゃあね、これだけの事が重なったら、宗教嫌いにもなりますよね。

うん。

だから宗教は良くない!!

と言う事が良く分かりました!

ワタシが間違ってました!


・・・って!

コラコラ。


つまりね、結論を申しますよ、いや、はじめに書いたら良かったな。

アナタの宗教嫌いは、

「作られた価値観」なんです。


ちょっと前までは、昭和の時代はね、

「結婚して、一戸建てに住んで、子供は男の子と女の子ひとりずつ。車があって、ペットの犬が居て。これ以上の贅沢は言わないけど、慎ましい暮らしが出来たらそれが幸せ」

みたいに考えてました。

どうですか!?

↑の内容、今見ると、「どこが慎ましいねん!」って言われそうですね。

大体、結婚しないと幸せになれないのかよ!ってね。

マンションじゃだめですか!?とか。

今だと子供は一人かな。

車だって、電車やバスが使えるところなら不要ですよね。

若者の免許取得率は下がる一方ですしね。

ペットもどっちかと言うと猫派が増えましたしね・・・


と言う様に、「幸せのパッケージ」は内容が変わってるのです。

そしてそれは、常に作られ続けている。


なのでね、宗教嫌いでも、神様は居ない、と言う話でも、本人から出てきた思想ではない可能性が、非常に高いのです。

(あれ?今回はキリスト教、関係なくない!?)