実はこの度のタイ旅行、
私の初めての単独ひとりたびだったのだ
今までの旅行は
友達や姉とだったり
ひとりで出発するものの
友達と合流したり
海外に住む友達を訪ねたりと
完全なひとりたびの経験はなかった私
楽しみな反面
実は出発の一週間前くらいから
緊張もあった
その緊張感も含め旅の醍醐味なのだけれど
本当は台湾に行こうと思っていた
土産物屋で働き習得した中国語の実力を試したかったのを1番の目的として
けれど
なぜだかチケットを取るのを躊躇していた
私の中で何かが腑に落ちていなかったのだ
そんなとき
北海道胆振日高沖地震が発生した
わたしの住む地区は幸い
停電以外に大きな被害はなかったのだけれど
精神的にかなり落ち込んでしまった
自然の力をまざまざと見せつけられた
地球の限界が近い事
それを加速させているのは私たち人間だという事
そんな事ごとがずしんと心にのしかかり
とても簡単によけられそうにない
1年半お金を貯め楽しみにしていた
ニュージーランドでのワーキングホリデーへの出発を
約2ヶ月後に控えての地震だった
中止しようと思った
なんだかとても恐ろしくなってしまったのだ
家族や友達、大切な人を残して日本を出る事が
もしも日本がなくなってしまったら
海外に住む私だけが生き残ってしまったら
そんなの嫌だ
私も日本と、みんなと一緒になくなりたい
はじめてはっきりと自分の中の愛国心をみた
すっかりニュージーランドを中止するつもりになってしまっていた私
台湾旅行の事など頭の隅にもなく、そのとき何故か
わたしの頭の中はタイでいっぱいだった
もしもこのまま地球が終わってしまうのならタイにだけは行っておこうと
どうしてもタイに行きたい
行かなければいけない
タイがわたしを呼んでいると
そしてわたしのはじめてのひとり旅がはじまった
