某の某で某 その2 | てくてくさんぽ

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川口川橋徒歩1分

「最善か、無か。」かつてのメルセデス・ベンツのスローガン
いかにも職人気質のドイツ人っぽい言葉、アーティスト系の人もかなりそう思っている人は多いと思う
自分のビジョンを実現するためには「妥協を許さない」みたいな

ところで今回は前回の続きです

予定していたドームが1つになり、スケジュールも押し押し
5時に予定していたリハーサルも結局5時45分くらいから開始

すっぽり覆うはずだったテントが道路へ向けてぽっかり開いているので通行人の方や車から丸見え
場所柄大きな音は問題にならないだろうけど警察が見たら「逮捕」一歩手前レベルw
テントも途中で諦めて急遽ロープで固定してる
とりあえず台風去った後で良かった、でも強風来たら結構やばそう(^.^;
ひと通り通してリハーサル終わり、もう本番まで1時間ちょっとした修正くらいしか出来ない

これがウチの会社主催のショーだったら
まず時間がなくてドームが1つしか組めない時点で死人が4人くらい出ます
時間が押せ押せでかなり全体の雰囲気が悪くなりさらに死人が増えます
※死人とはオーナにやっつけられちゃう人ですw
本番始まる前に企画会社を訴える準備も始まるかもしれません(爆)

でも今回のショー全くそんな雰囲気微塵も感じない
デザイナーも総合プロデューサーの旦那さんもニコニコというか機嫌良さそう
(ホントはそうでもなかったのかもしれなませんが…)

そして夜7時半いよいよ本番スタート
招待状を持ったゲストがレッドカーペットを続々と歩いて来る
小さくなったドームには長椅子も設置したけど
座りきれない方は私たちと一緒に骨組みの外から立見、普通に歩道w
かなりセレブっぽい人が多い

ステージはさすがプロのモデルさん達、あんなに簡単なリハだけでも完璧な動きライティングも音楽もバッチリ

それが…
終了5分前、雨がポツポツと…
最後の3分くらいは豪雨状態
ほとんど屋根のないドームの中で見ていたゲストまでビショビショ
でも誰も不満を言う人いなかった

なんだかんだで終わって見れば大成功のショー

それは凄く見応えのあるステージを提供出来たからだと思う
理想とするビジョンを物理的に実現させることも大切だし、実際それを追い求めないと成功しないけど
一流の人たちが集まると物理的な再現が不可能な状態でも
ビジョンを終えた後の体験者(関係者もゲストも)の心を満足させる事ができることを知った
でも一流の人たちを集めるからお金はかかるけど(笑)

今回の某デザイナーさんアーティストなのにここまでこだわらず、しかもなるようになって結局大成功!?
こういうのが心の広さっていうのか?
もしかしたら今回の仕事大金持ちの遊びに付き合わされた?

色々降り掛かってきた事に、これは「運が無い」と感じてたけど
最後まで笑顔でいた事で「最高の運」を呼び寄せたのかもしれない
狐につままれたような不思議な体験



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