素直な気持ちはどうやったら育まれるのだろう。



自分のしたいことに敏感になる力。


自分の力量をわきまえる謙虚さ。



最近、そんなことを思う。



自分の子供たちにそういう力が足りていないから感じるのではなく。


自分自身に素直さや謙虚さが足りないと感じるから、

子供たちにはどうやったら備わるのだろう?と悩む。



実は、ここのところ、仕事と育児の両方をしたいと思うことが、

私には身に余ることだったのではないかという気持ちになる。


仕事も家庭も両方できると思い上がっていたのではないかと。


仕事も家庭も「できる」より「やってみたい」という気持ちで進めてきた。


でも、両方とも私には過大なことだったのかな。


そんな無力感におそわれる。

さっきの美容師さん話でもうひとつ。


「そこまで過酷だったのに、ここまで続けてこられた
秘訣は何ですか?」

と聞いてみた。

サラリーマンをしている身としては、
美容師=好きなことを仕事にしている人
と見がちだったので、

「やっぱりこの仕事が好きだからですね!」

という答えが来るのかと思ってたらば。


「うーーーーーーーんもうやだ~(悲しい顔)」

と意外にも答えに悩んでる。


いわく

「途中で辞めるとかそういうのが嫌だったんですよ。」

「辞めてしまうと負けというか。」

「それでここまで来たんですかね。ほっとした顔」

 
”自分に負けたくなかった”ということでしょうか。


どの業界も、どのお仕事も、
続けるというのは単純に好きだから
というだけではなく。

何か強い信念がないと続けられないものなのかなと
考えさせられました。


そりゃ、そうだよね。

どんな道のりもいいときばかりじゃないからさ。


くじけそうになっていたせいか、
こういう方の姿に励まされたりするのでした。
お世話になっている美容師さんが、30代最後になったと言っていた。


「来年はもう大台です。」

といいながら

「でも、もう20代には戻りたくないですね。」

と言っていた。


「年をとるのは嫌だけれど、過去には戻りたくないです。

 今が一番いいですね。」


とイキイキとしたまなざしで言っていたのが印象的でした。


美容師業界は見習い時代は特に過酷かつ低賃金なことが多いらしく、
若かりし当時に戻りたいとは到底思えないとのこと。
(深夜まで働いて月給8万円だったとか)


途中で脱落していくことも多い美容師業界で、
自由が丘も含め2店舗も持つまでになるまでには
想像しえないご苦労も多かったのだと思う。



「今が一番いい」

そう思える年のとり方というのは素敵だなと思いました。