今回の新・東京見聞録は「東京0円スポット」です。
メンバーはサヘルさん、アランさん、ケイティちゃん。
久しぶりに3人揃いましたね!
皇居前からスタートです。
サヘルさん
「うわぁ~、東京やっぱり大きいね!」
ケイティちゃん
「ほんとに大きい~!」
サヘルさん
「ねぇ~」
ケイティちゃん
「こんなところに無料スポットがあるのかな?」
サヘルさん
「そうなんだよね。私もそれが信じがたい。」
サヘルさんが何かを発見!
「あれ? 見て二人とも~」
「車両通行止め?」
ケイティちゃん
「ほんとだ~」
アランさん
「もしかしてマラソンやっているかな? 今日。」
皇居の東側、内堀通り祝田橋交差点が車両通行止めになっています。
サヘルさん
「あんまり車はないけれども自転車は結構あるよ。」
アランさん
「いっぱいいますよ。」
ケイティちゃん
「ほんとだ~」
サヘルさん
「これ何 今日、自転車市場?」
皇居前に大量の自転車が並んでいます。
パレスサイクリングの花岡さんに尋ねます。
サヘルさん
「こちらの方ですか?」
花岡さん
「今日はね!自転車 無料で一周できるコースがあるんですが
ぜひ乗っていってください。」
サヘルさん
「ってことは、この自転車は売るためでなくて借りる為?」
花岡さん
「皆さんに無料で乗って頂くために、
ここに準備してあります。」
サヘルさん
「無料ってコレだったんだ!」
こちらでは毎週日曜日にサイクリング用の自転車を
無料貸出しています。(雨天中止)
10:00~15:00の間は祝田橋から平川門までの
約1.5kmの区間はサイクリングコースとして
車両封鎖されています。
子供用からマウンテンバイクまで
250台が準備されています。
また子供用の自転車教室も行われています。
コース内は時間内であれば何度でも利用でき、
1日に焼く1000人の参加者がいます。
自分の自転車での参加もOKです!
サヘルさん
「どれも無料で? ちょっと見ていいですか?」
花岡さん
「はい、どうぞ。」
サヘルさん
「1人乗りって見たことあるんですよ、通常・・」
「でも2人乗りってレアですよね!」
花岡さん
「そうです。」
サヘルさんとケイティちゃんは珍しい2人乗り自転車に乗り
アランさんはマウンテンバイクを選びました。
サヘルさんが自転車に乗るのを見るのはドアーズ以来です。
サイクリングスタート!
サヘルさん
「はい、いってまいりま~す♪」
ケイティちゃん
「いってまいりま~す♪」
アランさん
「いってきま~す!」
花岡さん
「いってらっしゃい。」
サヘルさん
「わーい スイスイ~♪ いってきま~~す!」
「わぁ~~」
「目の前がすごいね~~」
「なんだろう?」
「右側に見えるのが~なんか凄い高い建物じゃない。」
ケイティちゃん
「うん」
サヘルさん
「でも左側を見た瞬間に皇居が広がっていて
全くビルが並んでいない。」
「この2つのね・・・
見て!自転車 あんなちっちゃな子も乗っているよ。」
ケイティちゃん
「ほんとだ!」
アランさん
「あっはは」
サヘルさん
「僕も一生懸命だね!」
ケイティちゃん
「うん!」
サヘルさん
「家族と一緒だ。楽しそう!みんな~!」
アランさんが2人の自転車に乗る男性に質問します。
アランさん
「ここによく来ますか?」
男性
「そうですね。暖かいときは来ます!」
サヘルさん
「かっこいい!」
「すごい格好いい洋服で、格好よい自転車なんですが」
「お幾つですか?すごい若そうに感じる。」
男性
「18です!」
サヘルさん・ケイティちゃん
「18歳!? すごい!」
アランさん
「自分の自転車ですか?」
男性
「そうです。」
サヘルさん
「えぇ~ 兄弟?」
サヘルさん・ケイティちゃん自転車よりも
かっこいいお兄ちゃんに興味あるみたいです。(笑)
男性
「友達です。」
サヘルさん
「ここの無料のサイクリングってどうですか?」
男性
「いいですね!なんか日曜日以外にも
やって欲しいぐらいです。」
サヘルさん
「あぁ~~ それだけ好きなんだ~」
ケイティちゃん
「ねぇ~~♪」
サヘルさんが花岡さんに語りかけます。
サヘルさん
「でも、お父さん ここキレイだね!景色が。」
「すごくいいよ~ここ!」
花岡さん
「もうすぐ満開になりますよ♪」
サヘルさん
「何がですか?」
花岡さん
「桜の花が満開になります。」
ケイティちゃん
「桜が咲くんですか!」
サヘルさん
「これ全部 桜の木なの?」
花岡さん
「全部 桜です。」
サヘルさん
「えぇ~~~!」
アランさん
「キレイになるはずだね!」
開花宣言されましたね!そろそろ見頃ですね♪
サヘルさんが自転車教室で練習する男の子のところへ。
サヘルさん
「補助輪をとってる。もうない。」
先生
「そろそろ補助輪はね。」
「何回来たんだっけ? 3回くらい来た?」
うなづく男の子。
先生
「今日、初めて乗れたのよね!」
サヘルさん
「すごいね!どんな気持ち?」
男の子
「とっても嬉しかった!」
サヘルさん
「へぇ~ 何歳なの 今?」
男の子
「8歳」
サヘルさん
「8歳~ これ自転車乗ってどこ行きたい?」
「行ってみたいところある?」
男の子
「アメリカ!」
サヘルさん
「アメリカッ!アメリカは泳ごうね~!うはは~(笑)」
続いて3人は新宿駅付近に来ました。
サヘルさん
「あった!」
アランさん
「うぉ~~っ! 見てこれ!」
サヘルさん
「すごい建物だね!」
こちらは400年の歴史を持つ「長光寺」
こちらでは毎月第1、第3土曜日に
無料で座禅を体験できます。
3人は座禅するお部屋、座禅堂へ案内され講習を受けます。
まずは座り方から。
和尚さん
「右の足を左の腿にのせます。」
サヘルさん
「えっと・・これは・・柔らかくないと・・
右の足を・・・」
サヘルさんクリアー! アランさんピンチ
ケイティちゃん余裕でクリアーかな♪
和尚さん
「左の足を右の腿に」
サヘルさん
「はぃ~~・・・」
きつそうなサヘルさん。
「上がんないんですが・・・」
3人とも無理みたいです。
先週、あんなに身体の柔らかさを魅せたサヘルさんだったのに。
ちなみに自分できました!コツでしょうね。
和尚さん
「両方無理でしたら、片足だけでいいですから。」
サヘルさん、和尚さんの座禅を見て
サヘルさん
「すごいですね!両方!」
「胡坐(あぐら)をかくのとは、これは違うんですか?」
和尚さん
「違うわけです。」
「これは足の組み方は仏像の足の組み方なんですね。」
サヘルさん
「えぇ・・・」
アランさん
「あの~ 基本的に座禅ていうのは何の為に?」
和尚さん
「人間が生まれたままの心に戻ることを座禅はいたします。」
座禅の目的は無心になる事で、手の組み方は
右手の上に左手をのせて、親指同士を少しつけます。
サヘルさん
「この手を組むというのは何か意味があるのでしょうか?」
和尚さん
「はい。心が乱れていると手が乱れてきます。」
「だから、それを見ます。」
3人は座禅を開始します。
こちらの座禅はおよそ40分行います。
しばし・・・沈黙・・
(ケイティちゃん、目開けています・・・内緒)
和尚さんがアランさんの後ろに止まった。
和尚さんがアランさんに一礼。 かまえた!
打ったー!!
「バシッ!!」
息を吸い込みビクッとするサヘルさん!
アランさん
「ぐぉっ! あいっ・・・」
ケイティちゃん
「びっくりした!」
サヘルさん
「大丈夫?」
打たれる人より、隣の人がびびりますね。ぜったい。
アランさん
「今、寝てませんでした・・けど・・・」
サヘルさん
「何 考えてたの? アラン。」
アランさん
「お昼ごはん」
サヘルさん
「あぁ~ (笑)」
アランさん、雑念が出てたのですね~。
自分、座禅組んでいる和尚さんのおでこを
バシッとやってみたいなぁ・・と、妄想していたのですけど
怒られるかなぁ~・・・でも無心なのだから大丈夫かな?
それ以前にばちあたりですね。
次に3人は多摩ニュータウンに来ました。
サヘルさん
「次はね、何とかセンターというところがあるらしくて
そのセンターを探しているの。」
ケイティちゃん
「なんとかセンター?」
アランさん
「もしかしてコレじゃないかな?」
サヘルさん
「本当だ!何とかセンター!」
ケイティちゃん
「東京都埋蔵文化財センター?」
サヘルさん
「埋蔵!?」
「埋蔵金って聞いたことない?」
「お金~?」
ケイティちゃん
「え、でも埋蔵文化財センターでタダって何?」
いったい何の無料センターでしょうか?
サヘルさんがこちらの並木さんに尋ねます。
サヘルさん
「無料スポットがあると
お聞きして来たんですけれども?」
「どこが無料なんでしょうか?」
並木さん
「ええ、はい、この辺りなんですけども
昔の遺跡が結構発見されていましてね~
縄文土器ですとか
そういったものが出てきてきたんですね。」
サヘルさん
「土器って、あの土器ですか?」
並木さん
「そうです。あの土器です!」
東京都埋蔵文化財センターのある多摩ニュータウンには
南北に川をのぞみ豊かな森があったため
多くの縄文人が住んでいました。
今まで約1000の遺跡が確認されています。
施設には発掘された縄文土器などが展示されている
無料の展示場があります。
また縄文時代の村も再現されており
縄文時代の住居が復元されています。
さらに係の方に案内された3人は・・・
サヘルさん
「何か色々な物が置いてある。」
「あ!すごいコレ!」
「これ何ですか?土器?」
並木さん
「はい。土器ですね!」
サヘルさん
「すご~~い♪」
「触っていいんですか?」
並木さん
「どうぞ~」
サヘルさん
「これ土の下から掘り出した土器ですか?」
並木さん
「それは違いますね。(笑)」
「そういったものをですね
見本にして作ったレプリカですね。」
こちらでは縄文時代の食事を体験できます。
(要電話予約)
サヘルさん
「鍋とかは別ですか?
何で作るんですか料理は?」
並木さん
「(土器を示して)これが鍋です。」
ケイティちゃん
「これが鍋なんですか?」
サヘルさん
「土器が鍋?」
並木さん
「土器が鍋なんです。」
ケイティちゃん
「土器って鍋だったんですか?」
並木さん
「はい。いわゆる縄文土器と言われている物は
だいたいが鍋です。」
サヘルさん
「えぇ~~!飾りかと思ってました。」
「花瓶とかと思ってたんですけど違うんですね~♪」
並木さん
「違います。」
縄文土器を使い料理を開始♪
並木さん
「こちらにですね。食材を入れていきます。」
サヘルさん
「食材それなんですか?」
ケイティちゃん
「何をつくるんですか?」
並木さん
「こうやってキノコ類を使って
多分、食べていただろうという事ですね。」
サヘルさん
「へぇ~~」
ナベタケなどのキノコを煮て作る縄文ナベ。
並木さん
「まずは、だし汁からいきましょうか。」
サヘルさん・ケイティちゃん
「なにだし汁使うんですか?」
並木さん
「ここに淡水産の貝、シジミがありますのでね。」
サヘルさん
「はい。」
並木さん
「このシジミを使ってだし汁をとります。」
サヘルさん
「あれっていう事は別の調味料はないんですか?」
並木さん
「もうここから少しだし汁が出て
軽い塩分が出ますので、これが調味料になります。」
シジミでだし汁が出た後に、
大きなキノコから順に入れていき、およそ30分で完成です!
早速3人は縄文ナベを頂きます。
サヘルさん
「あぁ~~ ホカホカ~♪」
「おいしい!なんか塩コショウで味付けしていない分
ほんとに素材が本来持っている味が染み込んでいて
あぁ~美味しい!」
「意外と甘いんだね!こういうキノコ類って。」
さらにサヘルさんが何かを発見!
サヘルさん
「これ何ですか?」
並木さん
「えぇ じゃ食べてみましょうか。ねっ!」
サヘルさん
「ハンバーグに見える。」
「あっでも案外、意外と香ばしいようなお肉って感じで・・・」
ケイティちゃん
「ほんとだ!」
サヘルさん
「あっ!美味しい♪」
「なんか甘くて・・お口の中でちょっとだけ
具の食感っていうか、シャリっていうのが
何だろう?これ?」
並木さん
「材料が・・なんと、どんぐりで出来ているんですよ。」
サヘルさん
「どんぐり~!?」
ケイティちゃん
「どんぐりって食べれたんですか?」
並木さん
「はい。食べられるんですね。」
サヘルさん
「えっ!どんぐりって凄いかたいですよね?」
並木さん
「はい。」
「昔はこれが主食なんですよ。」
どんぐりって、食べ物だったのですね!
なんと、これはどんぐりの実をつぶして
作ったクッキーでした。
どんぐりはでんぷん質が多く、保存もきくので
縄文人の主食と考えられています。
サヘルさん
「あ~~、確かにお腹に入ることによって
ちょっと膨れるから、たまる感がしますね。
こんなにちっちゃいけれども。」
「石を温めながら、その上で焼いていたわけですよね。」
「油もあるわけじゃないのに~何か凄いね~~!」
「今だと全てが便利になりすぎて
1個でも欠けてしまうと、あ~もうダメだと思うけれども
無いところで、それを工夫してやっていくのが
知恵なんだろうね~♪」
そうなんですよね。少し前まではナイフと火を使って
色んな物作れたのですよね。
なんか今は便利なのか不便なのかよくわからないですね。
続いて3人が訪れた所は錦糸町にある「本所防災館」です。
火災や地震の災害シミュレーションを無料体験できます。
また風速30mの暴風雨体験もできます。
案内人の安藤さんに3人は煙体験コーナーに案内されました。
安藤さん
「火事の時にどうやって逃げたら良いか
練習をしていただく所なんです!」
アランさん
「火事の場合は一番死ぬ方はどっちですか?」
「あの火で死ぬか、煙で死ぬか?」
安藤さん
「そうですね。今は煙で亡くなる方が非常に多いんです。」
現代では火災時に有害ガスが発生しやすく
2008年の火災の死因は一酸化炭素中毒・窒息などが
46.4%でトップになっています。
こちらの施設では火事が起こり煙が充満した
ビルの通路を想定し非難するシミュレーションが
体験できます。
アランさんを先頭に3人も早速チャレンジ!!
アランさんが扉を開けると煙で1m先が見えない状態です。
サヘルさん
「火事だ!うぉ~っ」
アラン隊長
「何も見えないよ。」
サヘルさん
「あっ凄い!予想外にすごい!」
ケイティちゃん
「あ~大変だぁ~」
注意アナウンス
「「姿勢を低くしてください!」」
サヘルさん
「あっ!アラ~ン。」
ケイティちゃん
「あ~~~」
サヘルさん
「さっそく~~」
アラン隊長
「ダメなの~!?」
煙は軽く天井から溜まるので低姿勢で進みます。
サヘルさん
「確かに下のほうが煙が(少なくて)良いね!」
アラン隊長
「ね!」
サヘルさん
「うん。」
アラン隊長
「ドアを発見!」
サヘルさん
「はい。行こう!」
サヘルさん
「あっ!エレベーター!」
「みんな行こう! OK!」
注意アナウンス
「「火災時はエレベーターを使わないで下さい。」」
サヘルさん
「あっ!」
ロボコップ2のBGMが♪
床には危険物が落ちている事もあり
低姿勢で歩く場合でもヒザをつくと危険です。
アラン隊長
「キツイッ」
サヘルさん
「キツイ 足が・・」
3人はなんとか脱出し、出口の先では危険をおかした
箇所をモニターでチェックができます。
アランさん
「エレベーターの方は・・」
サヘルさん
「私ですね。」
「エレベーターは、
なぜ使っちゃいけないんですかね?やっぱり~」
安藤さん
「火事の時には停電になる事が非常に多いです。」
「ですから火事の時には絶対エレベータ-を
使っちゃいけません!」
サヘルさん
「あぁ~~」
アランさん
「やっぱりなんか、聞く説明よりも
自分でやると~」
サヘルさん
「体験するとね~」
アランさん
「もっと本当に頭に入っちゃうから
本当に良い事ですね!」
こんな感じでした。
内容盛りだくさんでした!
今回はいろいろな体験ツアーでしたね!
東京に無料でもいろいろ楽しめて
勉強になるところがあるのですね!
今あるかわからないですが足立区竹ノ塚に
無料でプラネタリュウムを楽しめる施設がありました。
今の技術で3Dでプラネタリュウムができたら
凄く迫力ありそうですね!


























