新・東京見聞録「人力車で巡る谷中」 | betchのブログ

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今回の新・東京見聞録は谷中でした。


久しぶりに町を散策してお店等を紹介する見聞録でした。
アランさんはお休みで、サヘルさんとケイティちゃんの2人
そしてサヘルさんのブログでも紹介のあった
人力車の圓岡さんの3人で散策します。


サヘルさんは黒い服の上に上品な赤のドレス、
そしてボアのついたジャンパーを着ているのですが
首から胸の辺りまで空いているので、
見ているだけども寒そう・・・


ケイティちゃんはピンクの服の上に赤いジャンパー、
黒いタイツの上にデニムのスカート、
ニットの帽子にマフラーと完全防備です。
それでも寒そうでした~


サヘルさんとケイティちゃん、以前より落ち着いていて
じゃれあう感じがなくて、大人になったのかなぁ・・・


サヘルさん
「圓岡さん、お待たせしました。おはようございます!」


二人は人力車で案内して頂く圓岡さんと合流しました。
圓岡さんは谷中の普段行かない穴場を紹介してくれるそうです。
サヘルさんとケイティちゃんは人力車に乗り出発です。


サヘルさん・ケイティちゃん
「行ってきます!」


圓岡さんは私道のように細い路地裏に
人力車ごと入っていきます。


サヘルさん
「緊張する・・・」


道幅ギリギリで人力車を操作する圓岡さん。
丁度、築地市場でのターレーの達人のようです。
その路地裏を抜けると、お墓のあるところに出てきました。


サヘルさん
「これ、なんて言うんでしたっけ。お墓の場所?」


「バクチ? ボクチ?」


圓岡さん
「うん・・・? ボチ。 谷中霊園。」

さりげなく答える圓岡さん。


うつむき加減でチラッとカメラを見ながら
笑っているケイティちゃん。
サヘルお姉ちゃん面白いね!
谷中霊園の先に黒い建物が見えます。


サヘルさん
「眼の前の真っ黒な家はなんですか?」


圓岡さんは、この一帯は戦争や地震で
比較的被害の少なかった場所で
江戸時代のままの風景が残っている事を
熱く語っています。


サヘルさん達一向の人力車が
この辺りの景色と、とてもマッチしています。
サヘルさんの赤と黒の服で、ハイカラさんのようです。


三人は人力車を降りて、
その130年の歴史を持つ家のひとつに入って行きました。


サヘルさん・ケイティちゃん
「こんにちは!」


サヘルさん
「頭ぶつけそう・・・」


女性
「低いんですよね。」


サヘルさん
「屋根とかが低いのが特徴ですね!」


こちら墓地茶屋のフジムラ屋さん。
お茶屋さんですが、
お墓にお参りに来るお客様しかいらっしゃらないので
お墓のお手入れとかのお仕事も兼務されているそうです。


また谷中霊園は共同墓地であるので
キリスト教、神道等関係なく奉られているそうです。


サヘルさん
「イスラム教徒も大丈夫ですか?」


フジムラ屋さん
「いいんじゃないですか。 今までないですけどね。」


ケイティちゃん
「じゃ! 初めての人になるのかな?」

えっ!そうなの。




三人は人力車で次の場所に向かっています。
お菓子屋さんを紹介してくれるようです。


圓岡さん
「僕がよそにお仕事の挨拶に行く時とかに、
 必ずお土産で持っていくおいしいお菓子。」


サヘルさん
「この近辺で買われるのですか?」


圓岡さん
「そう!」


ここは大福や芋ようかんなど、
季節ごとに変わるお菓子を扱う「甘味 花屋」さんです。
圓岡さんはオススメのクズモチを注文しました。


サヘルさん
「いただきま~す!」


サヘルさん
「えっ! 唇で噛めるくらいやわらかい・・・」
「おいしい~~!」


唇で噛めるくらいのクズモチって、どんな感じなんだろう?
ぜひ食べてみたい!




おいしいお菓子を頂き、三人は次に向かいます。


圓岡さん
「ちょっと珍しいお仕事の・・・」


「え~っとね、 屏風絵師(ビュウブエシ)って
 知らないでしょう?」


サヘルさん
「ビョビョブシ? ドウビョウシ?」


圓岡さん
「・・・・」


圓岡さん
「・・・こういうアーティストさん。」


サヘルさん
「屏風や掛軸がいっぱい!」


説明するより、見せた方が早そうですね。
こちら日本絵師・屏風絵師 アラン・ウェストさんの
アトリエです。
いつものアランさんではないですよ。


外人さんですがアランさんはこの道28年のベテランさんで、
和の心が滲み出てくる素敵な絵を描かれています。
ラスト・サムライな感じだなぁ・・・


屏風に使う塗料は、岩絵の具といい
ご自分で鉱石を砕いて粉にして、ニカワと混ぜて使っています。
実際に絵を描かれるところを見させて頂きます。


サヘルさん
「これって、失敗したりはみ出したりしたら、
 消しゴムって、あるんですか?」


アランさん
「ああ・・とんでもない。そんなの存在しないですよ。
 失敗したら直せないよ。」


サヘルさん
「黙ってます・・ すいません。」


緊張しますよね! 
これだけの大作を失敗しないで、よく描けます。
しばらくして、サヘルさんはどうして屏風絵師を
始めたのかアランさんに尋ねました。


サヘルさん
「どうしてビョー・・・ビョウブシになったんですか?」


アランさん
「立体的な画面をずっと探し求めていたら・・」


「日本に来て気がつけば・・・」


「屏風という媒体があった。」


サヘルさん
「何年くらいやっているんですか?」


アランさん
「28年」


サヘルさん
「え~っ! 28年 おいくつの頃から?」


アランさん
「19歳の時から」


ケイティちゃん
「わたしと同じ歳の時からだっ!」


自分も屏風の絵を、知らなかったのですが
とても立体的で現実感のある風景がそこに存在します。


ケイティちゃん
「壁に飾るというよりも・・」


サヘルさん
「置く感じだからね!」


サヘルさんとケイティちゃんは、
眼の前に紅葉の絵が描かれた屏風を立てて頂き、
その迫力を体感します。


サヘルさん・ケイティちゃん
「おっ! お~~!」


サヘルさんは落ち着いた口調で、感想を述べます。


サヘルさん
「何か紅葉の木の下にいる感じ、風が吹きそう!」


アランさん
「あっ、嬉しいですね!」


サヘルさん
「サンマが食べたい。」


ケイティちゃん
「・・・?」

ハァッ?という、表情のケイティちゃん。


笑うアランさん。
クスクス笑っているケイティちゃん。
取り急ぎ、説明を始めるサヘルさん。


サヘルさん
「何か(紅葉だから)秋だからっ」


「・・でも、そういう事じゃないですか?」


「見た人が何を感じるかですよねっ?」


「絵というのは?」


アランさん
「そうですね!それが一番嬉しいですよね!」


サンマって、そういう事でしたか。
でもサンマか・・・。サヘルさん、かわいい!
やっぱりサヘルさんだ(笑)





次に三人は谷中商店街へ行き、
「Cafe 満満堂」さんに入ります。
お店にはたくさんの貼り紙が貼ってあります。
こちらのマスター岩瀬さんは以前、
コーヒー豆の卸に勤めていたそうです。
その繋がりで喫茶を始めたそうです。


サヘルさん
「何ここ? 貼り紙がいっぱいあるけど?」


サヘルさん
「何種類くらい、ここにおいてあるのですか?」


マスター
「全部で27種類位あるんだけどっ!
 その中にも特に珍しいコーヒーがある・・・」


サヘルさん
「うん?何ですか?」


マスター
「ジャコウネコのコーヒー・・・
 コピ・ルアックっていうのが・・・」


サヘルさん
「聞いたことない。」


ケイティちゃん
「どんな感じですか?」


マスター
「有名なのに~
 インドネシアに生息するジャコウネコって
 いうのがいる。」


サヘルさん
「ジャコウネコ知っています。はい。」


マスター
「それがコーヒーの実とかフルーツを
 たくさん食べるのだけど・・・」


サヘルさん
「はい。」


マスター
「後々、排泄物の中にコーヒー豆がいっぱい出てくる。」


「それを寄せ集めて、飲むのがコピ・ルアックてね!」


サヘルさん
「へぇ~」


マスター
「珍品中の珍品なんだよ。」


コーヒー豆の香りを嗅ぐサヘルさん。


サヘルさん
「なんか、ちょっと食べたいかも・・」


「なんかチョコレート・・・」


マスター
「チョコレートの包み紙みたいな感じ。」


サヘルさん
「そう!そう!そう!そう!そう!」


二人はコーヒーを入れてもらいます。
飲み方も特別な飲み方で飲むそうです。
コピ・ルアックを飲んでみる二人。


マスター
「サジにとって、口がつかないくらいの所で
 一気に吸い上げます。」


「ズビッと。」


サヘルさん
「ズビッと!」


サヘルさん
「未知なる味!」


「砂糖使ってないんですよね?」


「優しい甘味があって飲みやすい・・・」


「(お値段は)いくら位なんですか?」


マスター
「うちで? 1杯1800円。」


「これ、アレだよ。
 とあるホテルで飲んだら、1杯5500円。」


サヘルさん
「え~~っ!」


ケイティちゃん
「うそ~~っ!」


そして、おもむろに箱から何かを取り出すマスター。


マスター
「もったいないから閉じ込めよう。」


サヘルさん・ケイティちゃん
「えっ!」


マスター
「これ、あげよう。」


なぜか紙製のマスクを渡すマスター・・・なぜ?


サヘルさん
「何ですか? コレ落ちですか?」


ケイティちゃん
「風邪ひいてないから、いらないですよ。」


マスター
「いや、いや、いや」


サヘルさん
「これもお客様にサービスしているのですか?」


マスター
「もちろん!注文頂いたら、一枚づつ差し上げます。」


「今日はずっとつけていて下さい。」


「ンフフフッ♪」


なんとマスクをつければ、飲んだ後も香りが
ずっと楽しめるそうです。
コーヒーもですが、マスターの岩瀬さん楽しい!
コピ・ルアック飲んでみたいです。





次に三人はラーメン屋さんへ。
こちら、中華40年の「一力」さん。


サヘルさん
「イチ イチ?」


圓岡さん
「イチリキさん。」


サヘルさん
「なんてすごい醤油の香り。」


お母さん
「おまちどうさまです。」


ラーメンが出てきました。


サヘルさん
「なんかシンプルでかわいらしいですね!お母さん。」


お母さん
「スープを濁らせないのが、うちのモットーなんですよ。」


サヘルさん
「お父さんもそうですか?」


お父さんはカウンターの奥から眺めています。


お父さん
「透明、透明じゃないとね!」


10種類以上の野菜と鶏ガラと豚ガラで作ったスープ。
決して沸騰させないのが秘訣だそうです。
ラーメンを頂くケイティちゃん。


ケイティちゃん
「すごいさっぱりしていますね!」


「すごいスープとからむからおいしい。」


「がっつり、でもあっさり♪」


サヘルさん
「おもくはならない♪」


サヘルさん
「どうですか?ご一緒にお店をやっていて?」


お母さん
「やっぱり色々あります。山もあり、谷もあり。」


お父さん
「(カウンターの奥から声が・・・)ケンカもするしね。」


サヘルさん
「何ですか~?」


お父さん
「ケンカもするよ~ よく。」


サヘルさん
「お父さん、一歩控えめなんですね!」


お父さん
「そう、 控えめ~」


サヘルさん
「かわいらしい~~~♪」


結局、奥から出てこないお父さんでした。


こんな感じでした。
とても内容濃かったですよ!
圓岡さんはとても頼れる優しい兄貴っていう感じでしたね。
この町が好きだという気持ちが滲み出てきています。


アランさんのアトリエ興味あるなぁ~
ぜひ見させて欲しい~。


満満堂のコピ・ルアック、飲んでみたい。


こんなところに、こんな素敵なところがと・・・
やっぱりこういう見聞録いいなぁ。


それにお笑い見ているより

面白いぞ~サヘルさん♪


ケイティちゃん、サヘルさんと一緒で
今回特に楽しかったでしょうね!(笑)