前回は宿曜初級コースについてくる宿曜盤について紹介いたしましたが、今回はちょうど今発生している運気を左右する重要な情報について紹介しましょう。
11月14日から12月10日までは凌犯期間と呼ばれています。この期間はその月の吉凶が逆転するという現象が起こるのです。年運や月運、日運のように宿によって変化するわけでなく、すべての宿が対象ですので、誰もが凌犯期間に巻き込まれることになります。
この期間は通常は良い運気が巡ってくるはずの日が凶日となり、悪い運気となる日が逆に吉日となります。しかしながら、普段は良い運気の日、悪い運気の日よりも2倍あることを考えると、凌犯期間は全体的に運気が低下するといってもいいでしょう。
そんな凌犯期間だけに存在するのが六害宿
こちらは、人によって異なり自分の宿から反時計回りに数えて「1番目、4番目、10番目、13番目、16番目、20番目」に位置する6つの宿をさします。
これらは順番に次のような名称と意味をもっています。
命宿 (1番目)…大きな失敗を犯す日であり、大切なものを失いかねない。。
意宿 (4番目)…物事がうまくすすまず、心が病みやすい。
事宿 (10番目)…トラブルに遭いやすい。
克宿 (13番目)…金銭的な被害に遭いやすい。
聚宿 (16番目)…家族や親族の間で問題が起こりやすい。
同宿 (20番目)…人間関係で問題が起こりやすい。
凌犯期間、このどれかに該当してしまう日があったならば、その日はなるべく重要な行動をしないでおくのがベストです。凌犯期間が短ければどれも当たらないということもあるのですが、残念ながら、現在の凌犯期間はかなり長いので、凶日を完全に避けることはできません。
宿曜盤があれば、六害宿を導き出すのは比較的簡単ですが、持っていないという方は、宿曜大学にも協力していただいている竹本先生のWEBサイトから確認することが可能となっています。
トップページから、自分の宿を占い、さらに運勢をチェックすると、その日が六害日だったらすぐにわかります。また、これからの六害日などを知りたい場合は運勢カレンダーをチェックしてみましょう。
一目で六害日を見つけることができます。
凌犯期間は算出に手間がかかり、なおかつ、年によってはほとんどなかったりもするために、宿曜初級コースでは扱いませんが、より上の実践クラスなどでは扱うこともあります。また、クラスで学ばなかったとしても、基本がわかっていれば、宿曜盤を使って、六害日を導き出すことも可能となります。
このように非常に奥の深い宿曜占星術。その入口といえる宿曜初級コースが凌犯期間が終わった後、12月17日に開催されます。
実際に、凌犯期間中に運気の逆転や六害日によるトラブルや不安を実感できた方がおりましたら、それをきっかけに、宿曜占星術の入口へと一歩足を踏み出してみませんか?
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