ラップやビニール手袋などに使われているポリ塩化ビフェニル化合物(PCB)。
これを燃やすと環境ホルモンであるダイオキシンが発生するということで90年代頃に問題になりました。関東だと埼玉でゴミ集積所が密集したせいで土中のダイオキシンの量が多いと騒がれたりしました。
騒動が下火になって、最近ではあまり話題になりませんが、未だ問題は続いています。
「サランラップ」、「クレラップ」などラップの有名なブランドが有害ではないと謳って未だ塩ビを使用しています。(安全と言われているのは「ローズラップ」などのポリエチレン製です。)
また、環境NGOであるWWFの調査で、震災後の海産物のPCB量が震災前の4倍だとわかりました。がれきから流出したものが由来だそうです。
この話題はマスコミが控えているのでしょうか、あまり知られていないと思います。安易にはお話しできませんが事実です。
私は魚も海藻も貝類も大好きです。原発は反対派です。人類皆が持続可能な資源を消費することや方法を少しでも考えることに、責任、生きる意味や価値があると思っています。
被災された方、復興に励む方々を微力ながら応援します。ですが、子どもができてからはやはり産地を選ぶことも多くなりました。特に魚は移動するので、稀に線量のとても高い個体が検出されることもあると調査結果が出ているのを見ましたし、そこまで考えると近海だけの話ではないので魚を食べたくなくなることもあります。
放射線にさらに環境ホルモンがついてきたら。
とにかく私が伝えたいことは、何かを消費するとき、素材や由来、産地などを考慮すべきだということです。魚のことではなく、原因となった"モノ"です。
私の場合は、安い、即効性がある、便利だからとむやみに科学製品を使わない。手作り、天然成分のものを選ぶ機会を増やす。大量消費を控えるなど、できる範囲でしています。
しかし、こういった商品は値段が高いのが苦しいところです。
国がひっぱっていったり、後押ししてくれればよいのですが、経済優先の政権では、農薬の規制緩和など有害なものがどんどん日本に増えています。
さて、塩ビつまりPCB製品の類似品や代用品としてはポリエチレン、天然ゴムがありますが、こういうときに何を選んだらよいかというところで、専門に勉強していないと難しいこともあります。
大量に消費されているある素材から、他の素材にシフトしようとすると、地球の資源に対して消費する人類の数が過剰なためか、またひずみができてしまいます。
ある環境家の方は、その地域に合ったもの、方法を選ぶのがよいと思うと仰っていました。
とってもシンプルで心にぐっときました。
例えばゴミ問題では、水が豊富な地域では洗ってリサイクル資源に出すのがよいが、水が貴重な地域ではリサイクルせずゴミにするということです。
信頼できる情報源があっても、情報量が多すぎると難しさは変わらないので、やはり日々勉強が必要になって簡単ではなくなりますね。そこで考えることで、消費を抑えられたりもするかと思います。
JESCO ポリ塩化ビフェニル(PCB)について
生活防衛マニュアルと環境ホルモンについて考える
環境ホルモンの知識、実態とその防衛方法
WWFによるPCB関連記事
