皆さん、こんにちは
昨年、潮干狩りシーズンにハマグリの記事をご紹介しましたが、皆さんの関心が高いようなので本日改めて情報収集を行いました。
2016最新版としてご紹介しますので、どうぞご覧ください。

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場所がわからないという方のために、ハマグリ堀りのポイントをこっそり教えてあげます。

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今日は日曜日の大潮とあって、たくさんの人がハマグリ掘りに来ていました。
どこから来ているのか訪ねたところ、都城市から来ている人がほとんどでした。
う~ん、皆さん熱心ですね~
40kmの道のりをかけてまでハマグリ掘りにいらっしゃっていたとは・・・

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ここが浜に降りることができる唯一のゲート。
板を取り外してはいけませんので、どなたかご厚意で踏み台を置いてくれています。

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ゲートを乗り越えると、階段がありますので、下に降りることができます。

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早速、熊手で掘っている方に戦果を尋ねてみました。
この方も都城市から来たとのこと。

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1時間頑張って3~4cmほどのハマグリが16個。
う~ん、ちょっと小ぶりですね。

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皆さん、モリでつついたり奮闘されています。

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今日はアサリ掘りのように、熊手で掘っている人が多かったです。

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因みに、地元のベテランの方のお話では、アサリもいないわけではないが、河口の上流に少しだけいることはいるのだとか。
この写真の奥の橋の向こう側あたりになります。

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橋の下は涼しいので、ここで掘っている人が多いのですが、当然ながらここでは掘り尽くされていて、ハマグリはあまり獲れていませんでした。

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なれた手つきでモリをつんつんしている方がいましたので、お話を伺ってみました。
もうかれこれ5年ほどここでハマグリ掘りをしているそうです。

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この方によると、年を追うごとにハマグリが小さくなっているとのことで、1時間で今日の戦果はこれだけとのことでしたが、2個ほど大きなハマグリが獲れていました。

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大きい方が約7cm、小さい方が約6cm。
周りを見渡しても、ほとんどの方が3~4cmだったので、さすがはベテランの面目躍如といったところでしょうか。

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おや?この方は貝掘り専門の道具で頑張っていらっしゃいます。

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腰を入れて底の砂を掻いていきますが、効率が良いとはいえ、かなりの重労働のようです。

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で、砂を掻いたらジャバジャバと洗い流します。

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次に、ゴミとかを取り除いてハマグリがいないか確認します。

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戦果を見せてもらいました。
たった1時間で約40個を獲っています。
小さいもので約3cm、大きいもので5cmほど、4cmくらいのサイズが多いようです。
本日の大漁賞でした、効率の良さではピカイチだと思います。

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この志布志港でハマグリが獲れるとは驚きですが、自然に増えたわけではありません。
もともと、この場所を市民の憩いの場所にできないか?と、研究目的のためにハマグリを放流したのが今から19年前のこと。
以来、ハマグリが増えて定着し、現在の姿になったのだとか。
関係者によると、今でも稚貝(約1cmほど)の放流をしているそうです。
毎年2月~3月に業者がここに足を運んでハマグリを大量に水揚げしているようですが、年々ハマグリが小型化していることに危機感を覚えるべき時期が来ているように思います。