先日SR400の40周年アニバーサリーエディションが2019年度のグッドデザイン賞を受賞した。
SRの良さはわかる人にはわかる、から、誰もが認める素晴らしいバイクになった瞬間である。
SR500にするなら、このモデルにしたい、が、もう残っていないだろう。
前回SR400にSR500のクランクを入れると、そのままSR500になると書いたが、その前に越えなければならないいくつかのハードルがあるのだ。
①ECUの書き換え
エンジンがSR500のなると、キャブレターが違うように、ECUも当然変更が必要である。
SR500のマップがこの世にあるわけないので、これはカスタムショップに委ねることになる。
マップだけならサブコンでなんとかなるのだが、現行SRは数ある規制を通すために、本来のパフォーマンスを出せずにて、それを開放するためにはECUの書き換えが必要なのだ。
②SR500クランクの入手
SR500は誰もが知っているように絶版機種である。
生産終了してから20年以上経っているマシンのパーツを手に入れるのは難しい。
③車検対応
普通、ボアアップして車検を通すには、構造変更をせねばならない。
構造変更はとってもやっかいな手続きが必要なため、業者にお願いするのが定石となっている。
この費用、、簡単に見積もっても10万はする。
④任意保険
基本的に保険は改造していると、補償金がおりないことがある。
ちゃんと構造変更を受けているば良いのかもしれないが、保険によるので確認が必要である。
以上のようにハードウェア以外にもいろいろコストがかかることがわかる。
おそらくもう1台中古のSR400が買えてしまうのではなかろうか。
コストを下げようとすると、不正改造になるが構造変更を行わないことである。
交換するパーツがエンジンの内部なので、見た目はどこから見てもSR400である。
500であることは本人しかわからない。
車検さえパスしてしまうこの改造に、果たして構造変更が必要なのだろうか。。
と思ってしまう。
バイクってやついろんな楽しみ方がある。
ワタシは回して速いレーシーなバイクより、軽くて取り回しが楽で常用域でトルクフルなバイクがいい。
SR500には400にはない、常用域で味わえる後ろから蹴飛ばされるような加速感がある。
またそれが体感できるんだったら、コストをかける価値があると思う。
見た目は400で中身は500という、この「名探偵コナン」のようなバイクにワクワクせずにはいられない。
