10年ほど前にNHKラジオ第一放送でよく聞いていた


「こどもと教育電話相談」の応答者を長く務めていた国立小児病院精神科医長であった


故崎尾英子氏の訳書


スティーブン・ギリガンの「愛という勇気」


精神療法家エリクソンと認識家ベイトソンの薫陶を受けた


ギリガンの「自己間関係理論」です。



私たちが日常の喧騒から離れ、


自然の中を歩いていたり、瞑想したり、


家族との楽しいひととき、素晴らしい本を読んでいるとき、


わたしたちの身体が感じている、前向きで好奇心に満ち溢れ


意識とつながった状態。


この意識の状態を


厳しく、挑戦に立ち向かうときにも維持することが可能である。


この事を証明しています。


その実践作業についての技術の書です。



今日は、東京で研修会があり


往復の列車の中でゆっくりと読むことが出来ました。


研修は目黒の会場でしたが、


その会場に向かう途中の景色


懐かしい風景


穏やかな川の流れ


桜並木


目黒川です。




20年ほど前


給料のすべてを様々な研修やセミナーに使い果たしていた頃


今思えば些細な、しかし当時はその些細な悩みに翻弄されながら、


目黒川の辺りを歩いていた記憶が蘇ってきました。


当時は自己の内側にある、内部を流れる生命の中心に気づかず


苦しんでいたのが、


今は、ほんの少しだけ高見から、


そして、関わる仲間の為にそこに居る・・・。


長い時間をかけて


螺旋をひと回りして戻ってきた様に錯覚します。



最近、崎尾英子氏の著書やこのスティーブン・ギリガンの著書に触れて


懐かしい心の有り様を再体験しています。



その螺旋が「十牛図」の10枚の絵を想起します。



その「十牛図」を書いた山田無文



老師の「和顔」



少し読んで今日は、寝ることにします。