最近の電気製品、特にパソコン関係には分厚い何冊もの取扱説明書が付いてきます。
いわゆる取説ですね。
困った時に助けてくれる教科書です。
また、兵法の奥義が記された書を「虎の巻」と言います。
これは六韜三略を指しています。
周の武王の質問に太公望が答える形式をとっています。
その中の六韜の4番目が「虎韜の巻」いわゆる、「虎の巻」
その中で武王は「不測の事態に対する対応策」について質問します。
太公望は「不測の事態とは、こちらの準備不足の何物でもない」ということを説明します。
また、味方が大混乱に陥った場合についての質問に対し、
やはり、そのような状況に追い込まれない為の準備の大切さを語ります。
苦しい状況になって、あわてても、
その時は既に手遅れということですね。
経済学者のシュンペーターは、こう言っています。
不況は、とても良いことである
不況があるからこそ、悪い企業は潰れていき、
良い企業だけが生き残る。
だからこそ、資本主義は進歩していく。
不況はいつか必ずやってくる変化の波です。
好景気はいつまでも続きません。
むしろ、揺り戻しに備えるべきです。
しかし、今は不況のただ中。
明日に備えるほかありません。
立命の書「陰騭録」では陰徳を積むことで、
宿命が好転していくことを解り易く説明しています。
また、人生における冬の時期、大殺界とか、厄年とか言いますが、
その、冬の時期に何を行うかで、
今後の好景気に備えることが出来るといいます。
何れの時も「準備」が重要です。
古典には
歴史の荒波を乗り越えてきた
珠玉の名言が数多く残っています。
まさに
虎の巻きです。
