「決断」とは、断つこと決定すること
つまり、やらない事を決めることです。
賢人は歴史から学び、凡人は失敗から学ぶと言います。
わたしは、代表的凡人なので失敗することでしか学ぶことができません。
目標を持つことで、その達成の妨げになることは切り捨てていくことが必要です。
その判断は、過去にどれだけ失敗をしたかで切り捨てるべきことが見えてきます。
これから数年は、緊張感を持ち、過去の栄光や、豊かで華やかだった頃に未練を持たずに
前に進まねばなりません。
過去を振り返ってはなりません。
旧約聖書の「創世記」にソドムとゴモラの話があります。
神の怒りに触れて滅ぼされた町の名前です。
ソドムとゴモラは悪事がはびこる街として有名でした。
神は人々が好き放題なのを見て、ソドムとゴモラを滅ぼそうとします。
しかし、アブラハムのとりなしを受け、
もし、正しい人が10人いれば滅ぼさないと約束します。
そして、ソドムへ2人の天使を派遣して調べさせますが、
ロト一家以外に、天使を歓迎する人がいなかったため
街は滅ぼされることに決まってしまいます。
天使たちはロト一家を救うためにロトと妻、2人の娘の手を引いて
街はずれに連れ出します。
神は「逃げる途中、決して後ろを振り返ってはならない」と告げたにも関わらず
ロトの妻は後ろを振り返ったために「塩の柱」になってしまったと言います。
かつての豊かで華やかだった生活に未練を持ち振り返ったことで、塩柱に・・・・・。
神は、私たちに言います。
「真面目に正業で汗を流し働け」と・・・
ソドムとゴモラにあたる街は世界中にあります。
かつての良き時代を振り返ってはなりません。
過去の悪い習慣を断ち切って未来に向かった良い習慣を積み上げねばなりません。
アン・フレデリック・アミエルは「アミエルの日記」の中で
生活は、つまり習慣の織物である
と言っています。
過去の習慣を断ち切り
未来に向かった
正しい習慣の縦糸と
揺るぐことのない信念の横糸で
強固に織り込んでいかねばなりません。
以前に書いた、同じ「創世記」のノアの方舟
と同様
現在に伝わっている多くの寓話は
かつて起きた歴史上の出来事を
寓話の形で子孫に残したものに違いありません。
失敗してから学ぶことしかできませんが、
出来る事なら歴史の教訓を学び
正しい、織物を織っていきたいと思います。