サブプライムローンの土地バブル崩壊、リーマンショック後の金融破綻
そこから広がる世界的不況
日々のニュースを見ながら、ずっと気になっていた一冊
カール・セーガン「はるかなる記憶」上下巻を再度読み始めました。
その中の「DNAの記憶」の一節
周囲の環境が安定しているときには、
増殖の正確さが求められる。
しかし、いったん外界に危機を感じると、新たな遺伝的変異を次々につくる。
まるで、微生物が、周囲に起きた異常に気付いているかのようである。
彼らには「こうしたい」などという考えは微塵もない。
ただ、たまたまその環境に合う遺伝子を持つものが生き残っていくだけだ。
中略
しかし、そこで実際に起きているのは、外部環境の変化に
歩調を合わせて起きる突然変異とその増殖でしかない。
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」では
わたしたちの主体は
Human beings としての存在ではなく、遺伝子そのものが主体である
そう書いてあります。
50兆個の細胞からなる私たち人間
その外界からの刺激に対する反応は
生物学では興味深い研究が数多くあり、とても参考になります。
この世界的大不況は明らかに外界の危機ということになります。
多くの不安や困難が一気に押し寄せます。
しかし、その中で活き活き活発に活動する人が必ず現れます。
穏やかな平時には現れなかった遺伝子の中の危機的状況時に発現するスイッチがONになるわけです。
わたしたちも早くスイッチを切り替えねばなりません。
世界50億人の人々が地球という一つの惑星を
構成し、ガイアという一つの生命体としてみたとき
わたしたち50億の細胞の一つと考えられます。
ジェームズ・ラブロックのいうガイア理論です。
ガイアの進化を考えたとき、
淘汰は人類をより強化させる一つの仕組みと考えることができます。
イギリスの哲学者 トーマス・ホッブズは「リヴァイアサン」の中で
全世界が過剰な住民をもった場合は
全ての中で最後の救済は戦争であって、
それは各人に勝利か
死を与える
とても悲しいことですが
戦争も人類が強化されるための一つの淘汰のシステムとなりえます。
行き過ぎた環境破壊を食い止めるために
ガイアが引き起こす異常気象
厳しい環境に適応したものが生き残ります。
世界的大不況の中で
「支払った分より小さく受け取り
受けとったものよりも多きく支払う」
「他人の不都合を率先して引き受ける」
このようなことを
一人でも多くの人が
当たり前にできるようになったとき
経済は好転します。
また、
淘汰されずに生き残るのに必要な考え方とも言えます。
今年も残りわずか
考え方を切り替えるのには
ちょうど良い時ですね。