TCFD!?!? | knaoのブログ

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上場会社の担当や投資家の方が注目しているのは

来年4月から全面的に変わる

上場制度ではないでしょうか。

 

これまでの一部、二部、マザーズなどから、

プライム、スタンダード、グロースの

三つに再編成されることなります。

 

特に一部上場企業が多すぎたことから、

プライム市場として、

本当に国際的に競争力中のある大きい企業を

選定しようという趣旨のようです。

 

これによって一部企業だった会社が

プライムに残れないということも

多々あると思われ、

企業、投資家それぞれ戦々恐々としてる話も

よく聞きます(救済措置もありますが。)

 

要件は株主数、流通株式数、流通株式時価総額、

売買代金、流通株式比率がありますが、

流通株式は対外的には公表されていないため、

今のところ個々の会社がプライムに残れるかは

外からはわかりません。



プライムの要件を満たすか

微妙なラインの会社については、

投資家に注目されているのではないでしょうか。

 

これまで一部上場で、

自動的にインデックスに組み込まれていた銘柄が、プライムに行けず外されるなんてことも

ありますもんね。

 

ギリギリだけどプライム要件満たして、


ヤッター!!

という会社ま結構あるのでは・・・・

 

ただ企業側からすると、

プライムに行けるとなったとしても、

改正CGコードにどう対応していくかという

大きな課題があります

(本当の大企業は別として。。)

 

改訂CGコードへの対応は

12月中にCG報告書を

東証に提出することで足りますが、

プライム特有の要件については

来年の6月(多くの会社は

定時総会後に出すと思われる)までに

再度整理が求められます。

 

社外取締役三分の一など、

要件満たすのは大変ですがわかりやすいので

比較的エクスプレインしやすいかと思いますが、

一番難しいのは

TCFDについてじゃ無いですかね。。。

 

TCFD=気候関連財務情報開示タスクフォース

!?!?!?

 

要するに、

気候変動が経営に与える影響を数値化して

開示しようってことなんですけど、

工場やメーカーなど比較的ビジネス工程が

自己完結できてる企業は、

ある程度理屈づけ出来るんでしょうけど、

複雑な気候変動のリスクを

それぞれのビジネスモデルで落とし込むって

かなり難しいですよね。。。

 

CO2削減は声高に叫ばれてきましたが、

ここまでCGコードに盛り込まれるとは

対応が大変そうです。。。

 

とりあえず、

大企業様が年末までに先行して出すと思われる

CGコードの中身を拝見して

勉強するしか無さそうですね

(結局パクリ!?笑)