こんにちは。ケイです。
明け方はまだ肌寒く、札幌と気候が少し似ていると感じる今日この頃です。


ポートランドの人口は市内だけで60万人ですが、周辺地域も含めると200万人規模で、ちょうど札幌と同じくらい。ちょっと車で移動すれば、いろんなスーパーやショッピングモールがあって、買い物には困りません。


今日はそんなポートランドのスーパーで、意外と買える日本食材をご紹介。


【アメリカに定着した日本食材】
アメリカには昔から日系の人も多く住んでいるからか、小さめのスーパーでも買える定番の日本食材があります。

・豆腐(Tofu)
・醤油(Syoyu, Soy Sauce)
・インスタントラーメン(Ramen、Maruchan)


醤油はキッコーマンなど日本メーカーのものが普通に買えますし、ちょっと大きめのスーパーに行けば減塩醤油も売ってます。



インスタントラーメンはかなり定着してますね。袋麺もカップ麺も買えます。おなじみの日清食品、東洋水産のほか、辛ラーメンなど韓国系の商品も売ってます。こちらでは東洋水産のマルチャンブランドが日本以上に浸透していて、インスタントラーメンのことをマルチャンと言う場合もあるようです。




【意外と買える馴染み深い食材】
アメリカではなかなか売っていなさそうと思いがちな食材でも、少し大きめのスーパーに行くと普通に置いてあってびっくりすることがあります。

・ジャポニカ米(Rice, Sushi Rice)
・しらたき(Shirataki)
・ねぎ(Green Onion)
・しいたけ(Shiitake Mushroom)
・白菜(Nappa、Chinese Cabbage)
・大根(Daikon Raddish)
・枝豆(Edamame)
・パン粉(Panko)


こちらでお米といえばパエリアやガーリックライスに使われるような粒の長いパサパサしたインディカ米が主流ですが、それに混じって粘り気のあるジャポニカ米も1、2品種置いてあることが多いです。味はやはり日本で食べるものの方が好みですが、自炊派には欠かせません。値段は日本国内と同じ程度で、購入しやすいのも◎。



しらたきは、低カロリー食材として注目されています。鍋に入れるというよりは、パスタの代わりにソースをかけて食べられているようです。ネギは日本のものより短いですが、味や食感は同じです。一束50セント(約60円)くらいと値段も安く幅広く使えるので、小口切りの状態で大量に凍らせて、常備しています。


しいたけは小ぶりで肉厚が薄いものが多いですが、売っているのを見るだけでも嬉しくなります。大根類はこちらでは丸い「かぶ」が主流で、少し大きめのスーパーにいくとそうしたかぶに混じってりっぱな大根が売ってます。



枝豆はこちらでもEdamameとして日本と同じように食べられていて、冷凍状態のものが売ってます。


パン粉は大きめのスーパーに行けば天ぷら粉と並んで売られてます。「パン」はもともとポルトガル語由来の外来語で、それを粉にしたものという日本語が「パン粉」、さらにそれがアメリカに伝わって「Panko」という外来語として定着してるのはおもしろいですね。パンをすりおろせばパン粉として使えますが、こうして売っていると助かります。



意外と買えない食材やアジア食材店についても書こうと思ったのですが、長くなったのでまた次回!