こんにちは。ケイです。
業務で滞在中のアメリカの話題をお伝えします。



一般的にアメリカは6月の始めに学年が終わり、新学年が始まるのは9月の始めです。夏休みが約3カ月もあります。いいですねぇー。

宿題もない!!

こどもたちにとっては待ちに待った楽しい夏休みですが、保護者にとってはこどもたちの有り余るエネルギーをどこに向けさせるか、悩ましい時期でもあります。

そんな保護者の強い味方が「サマーキャンプ」。「キャンプ」と聞くとテントを張ってカレーを作り、きもだめし、虫との闘い、噂話で夜更かしするといったイメージがありますが、ここでの「キャンプ」はもう少し幅広く「みんなで集まってワイワイ楽しむ場」くらいの意味だそうです。

サマーキャンプでは、専属のスタッフたちが保護者に代わって子どもたちの面倒を見てくれます。テントを張る伝統的なキャンプから自然や動物と触れ合うネイチャー系、サッカーや体操などのスポーツ系、ペイントや工作に取り組むアート・クラフト系などいろいろなテーマのキャンプがあります。

いくつか例をあげますと・・・

Choosing the right summer camp for your kids(こどもに合うサマーキャンプの選び方)

  • たくさんあるキャンプからどれを選ぶか

  • スタッフ1人当たり何人のこどもの面倒を見ているか

  • スタッフはきちんとトレーニングされているか(安全面、メンタル面)

  • プログラムに参加するほかの子どもたちとの相性はよいか

  • 費用(1週間で130〜200ドル程度)


Five Things Summer Camps Won't Tell You(今どきのサマーキャンプ事情)

  • 年々人気が高まり、予約しづらくなっている

  • ジャムパン、アイスクリームなどの甘いおやつはフルーツに切り替え

  • スマホ禁止(デジタル・デトックス、SNSへの写真投稿防止)


スマホやSNSから離れられる(重要ですね)ネイチャー系サマーキャンプは一定の人気があります。一方で最近は屋外活動中の虫刺されや日焼け、感染症を心配する保護者も増えていて、プログラミングやクラフトなど「Shutter-Bugs Camp」(虫なしキャンプ)と呼ばれるインドアで行うキャンプの人気も高くなっています。


Photography summer camp for kids happening in Austin | KVUE(人気の写真キャンプ)

  • 絞りや明るさ、ピントの合わせ方、マクロ撮影方法などを学ぶ


1日単位で気軽に参加できるもの、週単位で一つのプロジェクトに取り組むもの、宿泊の有無など、参加形式は様々です。学校とは違う環境で新しい友だちと知らないことに取り組めるということで、楽しみにしている子どもたちも多いようです。

👯‍♀️ Sister Sister Summer Camp 🐝

  • ある姉妹が参加したデイキャンプの様子



そんなサマーキャンプの最高峰と言えるのが、こちら▼▼▼。お値段も1週間で999ドル(約11万円)と最高峰ですが、興味のあるお子さんにはいい思い出になるでしょうね〜。私が今子どもなら参加したい。
Space Camp - Become a Trainee in 2019!(スペースキャンプ 2019年訓練生になろう!!)



ちなみに今の職場の同僚にお子さんの夏休みの過ごし方を聞いたところ「サマーキャンプ? 長女だけのときは行かせてたけど、いまはこどもが4人いるから無理! 外に遊びに行けって言ってるのに、ゲーム三昧で困ってるわ」とのこと。親の悩みはどこでも一緒なんですね。