辛抱という棒をたてろ。 | 皆川義昭のブログ

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おはようございますニコニコラブラブドキドキ音譜


台風が徐々に近づいておりますあせるDASH!DASH!

みなさん気をつけて下さい目


今日は、男性が泣ける汗話です。

数カ月前に、センチュリー21

埼玉地連でお話させて頂いた

内容です。べーっだ!


とっても、素晴らしいお話ですよ!ドキドキ


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タイトル  


「努力の上に辛抱という棒を立てろ

           この棒に花が咲くんだ」




ところで、この頃(10歳頃)、

僕にとって忘れられない出来事があります。


ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって

、吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。


皆川義昭のブログ ←子供の夢でした~


無理だと知りつつも、家に帰って

ハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。


すると親父は、「いい音ならこれで出せ」と

神棚の榊(さかき)の葉を1枚取って、


それで「ふるさと」音譜を吹いたんです。


あまりの音色のよさに僕は思わず

聞き惚れてしまった。ラブラブ


もちろん、親父は吹き方など

教えてはくれません。ショック!


「俺にできておまえにできないわけがない」。


そう言われて学校の行き帰り、

葉っぱをむしっては一人で

草笛を練習しました。


だけど、どんなに頑張って

みても一向に音は出ない・・・。しょぼん


諦めて数日でやめてしまいました。汗


これを知った親父がある日、


「おまえ悔しくないのかむかっ

俺は吹けるがおまえは吹けない。

おまえは俺に負けたんだぞ!!!むかっむかっ


と僕を一喝しました。


続けて「一念発起は誰でもする。   

実行、努力までならみんなする。


そこでやめたらドングリの

背比べで終わりなんだ。


 一歩抜きん出るには、

努力の上に辛抱という棒を

立てるんだよ!!むかっ


この棒に花が咲くんだむかっと。


その言葉に触発されて

僕は来る日も来る日も

練習を続けました。


そうやって何とかメロディーが

奏でられるようになったんです。


     * *


草笛が吹けるようになった日

さっそく親父の前で披露しました。


得意満面の僕を見て親父は言いました。


「偉そうな顔するなよ!!!むかっむかっ。 

何か一つのことができるようになった時、


自分一人の手柄と思うなー!むかっ爆弾ドンッDASH!



世間の皆様のお力添えと感謝しなさい! 

 

錐(きり)だってそうじゃないか。
   片手で錐は揉めぬ。」

皆川義昭のブログ ←キュッキュッ!!


努力することに加えて、

人様への感謝の気持ちが生きていく上で


どれだけ大切かということを、

この時、親父に気づかせてもらったんです。




翌朝、目を覚ましたら枕元に

新聞紙に包んだ細長いものがありました。


 開けて見たらハーモニカでした。

喜び勇んで親父のところに駆けつけると、



「努力の上の辛抱を立てたんだろう。 

花が咲くのは当たりめえだよ」



子ども心にこんなに嬉しい言葉はありません。
あまりに嬉しいものだかち、お袋にも話したんです。  


するとお袋は、


「ハーモニカは3日も前に買ってあったんだよ。

お父ちゃんが言っていた。


あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってねえっ」。


僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。汗


いまでもこの時の心の震えるような感動は、

色あせることなく心に鮮明に焼きついています。


かつての日本には、このような親子の心の

触れ合いが息づいていたんですね。



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「努力の上に辛抱という棒を立てろ、この棒に花が咲くんだ」   


私のおやじも、怖い人だったので、

この話は、胸に響きましたニコニコラブラブ


是非、お友達にお話して下さい~