レース中もたくさんの感謝がありました。

バイクの坂で

関門に間に合うか、話をした方。


ランの20km折り返し後に

歩行者に抜かれて

心折れてるところを

いっしょに走って励ましてくれた方。


もちろん

ボランティアの方や

交通整理をして誘導してくれた方など

感謝しきりです。

一人の参加者に

二人〜三人のボランティアが

付いてるなんて何て心強いか!


でも一番のレースでの感謝は

28km付近から37km付近まで

いっしょに走ってくれた女性です。


確か

私が最初に

キロ何分ペースで行けば

何とかなりますかね。と話したような

気がします。


そこから

天気の話から

初めてロングに出た話。

どこから来たのか、とか

話したりしていました。


お互い東京ということもあって

クラブチームに入ってますか?とか

東京だとどんな大会に出たりしますか?

マラソンとかもやられてるんですか?

とか身近な話になったり

話に夢中になって

お互いキツさもちょっと和らいで

ペースも上がり過ぎちゃって

ちょい下げましょうw

とか言ったり。

かなりラクに走らせてもらいました。


一番助かったのは船着場の辺り。

もうそこを通る時は真っ暗で

コースを誘導する人もおらず

誘導する看板もありませんでした。


その方は

確かこっちから来た、

ここを曲がった、

この辺りの家の人から水をかけられて。。

とか話してたら

ちょうど

その家から懐中電灯で照らしてもらい

頑張って!と声をかけられ

反対側の道路からはクルマの中から

頑張って!と声をかけてもらい

全くコースを覚えてない私は

着いていくしかできない状況にも関わらず

ありがとうございます!

と返事しつつ

安堵と心強さと

こんな天気で

こんな時間まで外にいてくれていることに

泣いてしまいそうになっていました。


残り5kmくらいから

通りもわかりやすくなるのと同時に

再びボランティアや

給水所の人が多くなり

私自身も記憶にある道になってきたため

さっきに行っていいですからね、と言って

徐々に離れていく

彼女の背中を見送りました。


彼女がいなければ

一番キツい30kmを

走ることはできなかったし

間違いなくコースを辿れたことで

制限時間内ゴールできたのだと思います。


結局私がゴールしたより

5分早くゴールしていたため

会うことはできなかったのですが

同じ競技をやってる同じ地元の方なので

また会うことがあると思ってます。


どこかの大会でいっしょになったら

あなたのおかげで勇者になれました、と

必ず伝えたいと思います。


この方に会うまでは

トライアスロンは辞められないと。


ありがとう、東京の○○さん

またどこかで!