ご存じエルヴィスプレスリーの伝記映画。
時代はずっと昔、
黒人街の白人地区に住む少年が
黒人音楽に目覚め、
痩せっぽっち青年が
スーパースターへと変貌していく。
初めて聞く得体のしれないその音楽は
まったりゆったりとした
カントリーしか知らない白人たちにとっては
何が何だかわからないが
とんでもない禁断の果実を
知ってしまったかのように
熱狂の渦に巻き込む。
とんでもないものを観衆は見てしまった、
そういった描写が
ホントにすごくよく描かれていて
見ている自分も震えてしまいました。
ハイライトの曲が明確且つすばらしく
音楽映画で
ここまで心動かされたのは初めてでした。
この人も
時代背景や
周りの人間にあまり恵まれなかった
スターだったのだな、と
切なくなってしまいました。
今のところ
今年最高と言っても良いかと思います。
★★★★★