企業にとってのITの必要性
現代の日本では、あらゆる企業がITを必要としています。
そして自社が導入しているITシステムの優劣が企業の
命運を左右しているといっても過言ではありません。
例えば、サムソンの利益が日本の電器産業全体の利益よりも
大きいという事態が起きています。これは、導入されている
ITシステムの差が利益に出ているといわれています。
電気製品の一大重要国である米国での話です。
大きな電器販売店では、毎週、売れ筋の最新機能商品を調査して
翌週には、その商品を売り場にドーンと並べるという戦略をとって
います。
サムソンは、どの小売企業に対しても要求通りの最新の商品を
即座に手配できる情報システムを持っています。
しかし、日本のメーカーの多くは、流通経路を持っているにも
関わらず、ITシステムでの迅速な手配ができないがゆえに
小売企業からの要求に迅速に対応できません。
米国の大手電器店は、売れ線で、なおかつ大量に入荷できた
商品をお店の一番目立つ所において、ガンガン販売をかけて
いくのにひきかえ、そうでない商品は、店の目立たないところ
に置かれるので、なかなか売れません。
サムソンが売れ線商品を素早く大量に供給していくので、いい場所
を確保でき、よく売れるので、そのうち、売り場の半分以上が
サムソンの商品になっていったということです。
これは、モノ自体の流れではなく、情報の流れ(情報のサプライチェーン)
が勝負を決したといわれています。
このように、ITが企業に与える影響は、非常に大きいものが
あります。
それゆえに、企業が競争に勝ち抜くために、今後、更にITへの
依存が高くなっていくのです。