沖永良部島はケービングの聖地と言われる。
日本でもトップクラス。大小300もの鍾乳洞、洞窟が点在している。
前回1月下旬にこの島に立ち寄った際は、天気に恵まれなかった上、2日に1便のフェリーが欠航になり4泊をほとんどテントの中で過ごした。
その時は、最大級のガジュマル。フーチャ(潮吹き洞窟)、西郷隆盛の捕え牢、オオヤドカリとの遭遇で満足して、ケービングで有名とのことは全く知らなかった。
ところが、その後たまたまテレビで洞窟探検の番組を見て、さらに沖縄石垣で「沖永良部に行きながらケービングをやらないなんてもったいない。それだけの価値(ツアー22000円)があるから帰りは絶対行きなさい」そんな旅行者の厚い言葉がずっと引っかかっていたのだ。
で、この1週間絶対に行きたいところとして沖永良部ケービングの「リムストーン」へ。しっかり4日前に予約を取り、今日9時半にお迎えがキャンプ場に来る予定だ。
その予定より1時間も前。私が朝食のスパゲッティを屋根下で食べていると、2人乗りの大型バイクがキャンプ場を一周し、私の所へ近づきスピードを緩めた。
お迎えってことじゃないよな。
「渡辺さんですか？」ちょっと待って。神奈川から何千km離れたところで私を知ってる人がいると言うのか？
もちろん、以前旅先でお会いした方かブログ読者であることは間違いない。
「ブログを読ませてもらっています」
島の方で、前回上陸した際も会いに来てくれたと言う。ただ前回はテント前までいらっしゃっていながら、朝6時は寝てるだろうと声をかけなかったと言う。そんなことは知らないし。。声をかけてもらえれば最初は寝ぼけてるかもしれないけど、嬉しさが優ってハイテンションになること間違いなし。。
でもこうして気まぐれな再上陸を逃さず会いに来ていただきうれしきこと限りなし。
島で生まれ育ったご夫婦。旦那さんは消防のお仕事および民宿を経営され、オートバイで日本一周をなさってきたとか。
今朝は 来る途中に現金入り(4万5千円)財布を見つけ、そのままにするかネコババするか迷うことなく交番に届けたという。
財布の収得地に「交番に届けた」旨貼り紙をして。
旅行者である持ち主に無事返り、どんなに沖永良部島の島民の株を上げたことか。。
で、ケービング。洞窟探検。
いつになく探検を前に引き締まる。つなぎの中にはウエットスーツに膝当て。結構温かな格好だ。
それにヘルメットにヘッドライト。
道標一つない田舎道を進み
獣道をかき分けて進むと
ルートがわかっていたとしても一人では絶対に入っていけない
滑りやすい岩場を降るとすぐに水に浸り脚に水が浸入。ひんやり感がたまらない。
やがて胸までつかり、サウナの水風呂感覚。狭い空間は腹ばいになって匍匐前進(匍匐前進)だ。
こ、これは！！！！驚愕。。どういうこと？
あえてネタバラシはせず。。
通信環境悪くここまで。。
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