午前中少し雨が上がり、雲も薄く予報も午後までもつ模様。
これは40年ほど前に久米島で発掘された1万8千年ほど前の旧石器時代の乳幼児の人骨だ。この他にも沖縄では近年(といってもこの50年ほどの間に)旧石器時代の人骨の発掘が相次いでいる。これはサンゴ礁隆起で形成され石灰岩が多く、それらに含まれる水酸化カルシウムが人骨の保存に適しているとのこと。でも博物館でみる人骨にしても標本にしても素人には「ふーん」で終わってしまう。自然の中で珍しい動植物など自分が見つけたりする感動とは雲泥の差だ。
博物館の若い学芸員が言うには、私が鍾乳洞奥で見た散乱した人骨は、風葬墓に整然と安置されてたもので壺の形状などから江戸後期以降のものと考えられるそうだ。ただ、あのように破壊されてると学術的価値は全くないという。また、人骨をそのままの状態にしてる点も、沖縄では珍しいことではないそうで仕方がないという感じであった。
これは二重ノッチ(バタフライロック)と呼ばれる石灰岩。(ノッチとはくびれのこと。)
同じ岩でも見る角度によって趣きが全く違う。変わった形だな。どこから見るとバタフライに一番似てる?
違う姿に見えるのは岩に限らず、あらゆるものはそうだな。どこからみても同じなのは球体だけか。。
私はそんなことを思うだけなのだが。。
地質学者は違う。くびれの部分が2つ。くびれは、波で削られできたものだ。下のくびれは現在の平均水位。上の1.8mの高さにあるくびれは縄文時代の平均水位だと。
同じキャンプ場テント7連泊。こんなにいいところなのに、最初2泊はもう1人いたが、3泊目以降は私1人きりだ。
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