私の旅は、生涯可能な限り続けたい。
そして、その一環として捉えたのが「漢検受検」。
なんだそりゃ？って言われそうだが。。
私は、56歳の時、3級を受検した。
きっかけは、副業でやっていた運送の仕事。社長が急逝し、職務を引き継いだやり手の息子がいろいろやり出した。その一つが「達成給制度」。1年間の達成目標(公私5目標)を申請して、達成すると1目標につき1万円支給されるのだ。
5目標のうちプライベート目標は2つ。具体的に「達成」が客観的にわからないと不可になる。他の社員は目標の設定にかなり悩んでいたが私は即決。「漢字検定3級合格」「ビジネス数学検定3級合格」の２つ。
ビジネスの方は今はないようだが、当時は自宅でのリモート受験が可能だった。何日か学習し、自宅でパソコンに向かって受検。1万円ゲット！
漢字検定は2級までは、年3回の試験日程に縛られずに受験できる「CBT(computer based testing)受検」で受けた。
数日前に受検申請し、小さな受検センターに赴き、パソコンに入力して受検するのだ。(漢字検定に限らず、数人が受検していた。)結果も早く到着。1万円ゲット！
翌年からプライベート目標が1つに減らされたが、2年目は準2級、3年目は2級、4年目は準１級と漢字検定を受検。5年目は、御朱印を50集める。
もちろん受検料や問題集代がかかって1万円ゲットしてもプラスになるとは限らないが、ある意味「生きがい楽しみ」が増えた。
準2級からはしっかり学習しないと私にとっては難しい。それでも2級までは一通りの学習(問題集一冊)でなんとかなった。だが準1級。この準1級は難しくて問題集の学習も進まない。単語カードを作って繰り返し学習。
半年くらい仕事の合間に学習し、その上で問題集2冊。不安なまま受検。準1級からは会場受検のみでまず高齢者受検者の数が多いのに驚いた。
試験は。。。知らない漢字がなんでこんなに？それに問題集と同じ漢字でも熟語の組み合わせが変わると読みが変わって読めない。結果は120点くらいで不合格。合格ラインは160点だ。
4カ月後再受験。必死にがんばり4冊の問題集を終えた。もう大丈夫だろうと臨んだが、やっぱり難しい。前日まで書けてた字が思い出せない。
見たことのない字も出てる。それでも迷いまくった問題が複数運良く正答で163点合格。
「合格は合格」と安堵はしたものの納得の合格ではなかった。
それから、まる5年。5年前に比べればずいぶんと(この1カ月、とりわけ2週間)深い学習をしたつもりだ。明日は納得の合格といきたい。
PS なぜ1級に進まぬか？実は準1級合格直後1か月ほど1級学習したが。。「なに、この中国語⁈どんなにがんばっても10年はかかりそう。」と早々に挫折したので。。。
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