佐渡島滞在5泊6日、最終日の朝、両津港付近を散策すると活気ある場所に出くわした。今は稼働してない古びた造船所をやり過ごすと「佐渡魚市場」へ。遠目にもマグロが100本前後床に並べられてるのがわかる。

何十人という漁業関係者が集まり、競りが一段落した後か。













「見学自由にしても良いか?」と事務所で尋ねると首掛けプレートを渡された。

今朝、定置網で上がったクロマグロ。餌のイカやトビウオを求めて、初夏からこの時期にかけ日本海を北上してくるという。

目の下に重さ、そして競り落とした先の名前か。1kg3000〜4000円。ということは、これ1本で10万円前後か。。他にも、いろいろ。マダイ、タコ。。。。。

 

トキの森公園は、港から10kmほど行ったところにある。いく途中、佐渡島最大の広さを誇る「加茂湖」を通るとイカダのようなものが数十浮いている。広い湖にこれだけでも絵になる。

岸には。。。

 




北海道ではホタテの貝殻が山となって積み上げられてたが、ここではカキの殻。。

運良く、陸につけた小舟の中でなにやら作業してる人を見かけた。




思ったとおり、イカダは牡蠣の養殖の基地。5月に指の先ほどのタネ(稚貝?)をつけたばかり。淡水海水混ざっていて栄養分が豊富なこの湖では、成長がはやく安定した量の牡蠣が秋口に採れるそうだ。仕事はきついが、安定高収入。親の代からやってるという。この日は、クルマエビを狙ってた?が、雑魚ばかり網にかかってそれを取る作業。カゴにいっぱい貯まった雑魚はカモメの餌になる運命と。。

 

日本のトキは、長らく乱獲され、田んぼを荒らす悪鳥とみられ、100年前には絶滅したと考えられていた。その後、佐渡、能登などで数羽発見されたが、回復までには至らず、40年ほど前に野生のトキ5羽を捕獲保護。保護下の方が産卵、孵化が成功しやすいというがうまくいかず。中国から借り受けたトキとペアリングを何回も試みるも失敗。日本のトキは2003年「キン」を最後に絶滅した。現在佐渡島に500羽生息してるというトキは、中国から譲り受けた番いを保護育成し、人工孵化させ、飼育下で自然繁殖繰り返しやがて放鳥させた子孫たちだ。

 



中国から譲り受けたとはいえ、DNAがほぼ一緒という。何羽まで自然界の中にいると保護しなくても大丈夫なのかは知らないが、なにしろ飼育下でも自然孵化させるのは容易ではないという。

暑い夏が影響してるのかは知らないが、それまで順調に孵化していたのが2年連続失敗し、施設の方は危機感を抱いてるようだ。

 


朱鷺(シュのサギ)と書いて「トキ」

文字通り、身体全体が朱色のショウジョウトキ。



黒い身体、または黒いクチバシのクロトキ。



日本にもともと生息していたのは「トキ」。



中国から送られたのもほぼ同じDNAを持つ「トキ」で、年に2回、繁殖期はグレー。(自分で頭の下部から出た色素を塗り込むそうだ)。繁殖を終える8、9月になると白い身体になるそうだ。

 

では朱とは?目の周りと脚。それに羽を広げた時の内側?

 トキの森公園の施設では、いろんな種類のトキを繁殖させてるが、実物は遠目に見るしかない。それだけデリケートだから。でも望遠鏡を覗くと。。。スマホじゃ今一歩だな。。




ちと白髪増えてきたなあ。


今日は、早めに更新。あとはゆっくり飲んでぐっすり。久々ホテル滞在。。アパホテル。朝食付きで3000円。日光を出発して以来ほとんどテント泊・野宿だからな。

 

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