佐渡の南の海岸線沿いは小さな峠を越える旅に集落が見られる。新しい家やお店はなく、昭和初期に建てられたであろう木造民家が軒をつらねる。どの家も古びた、しかしとても趣がある縦長板および短い横板の鎧張りのを建物に屋根瓦は黒く艶がある。
佐渡の北の海岸線沿いは集落がめっきり減る。そのかわり、海岸近くに大小さまざまな岩礁が青い海にポコっと突き出たり、火山性のゴツゴツした様を自己主張したり、カーブを曲がって視界に飛び込む姿に思わず感嘆の声をあげてしまう。
島じゅう至る所に地蔵やら祠、石碑を見ることができる。
佐渡金山の世界遺産登録に向け受け入れ整備はこれからというところか。。もっとも、金山での韓国人の強制労働問題。韓国人に限らず、日本人の無宿者を連れてきて労働させたり。同じ労働者でも、待遇に差をつけることが露骨に行われた歴史もあったり。そうした暗部や反省を含めて文化遺産と捉えられればいいのだろうと思うが。。
大野亀
二つ亀
若干暑さも和らぎ、これといった見学施設もなく、両津港近くまで足を伸ばした。
今日は海岸近くの林の中の公園。海水浴は7月15日から活発になるようで、更衣室、シャワールームなど充実してる。江ノ島、湘南の海岸だと「海の家」利用で1000円〜2000円かかってしまう着替えとシャワーが、ここは無料で済む。残念ながらまだオープンしてないが。もっともオープンしてたら、テント張りしかも四阿(あずまや)では顰蹙物(ひんしゅくもの)もいいところだ。
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