明け方ににわか雨があったが、久々に晴れ上がった。4日ぶりか。。今日は奥入瀬渓流を訪れる予定だ。不可思議かつ魅力的な「十和田ホステル」ともお別れ。
宿舎でお近づきになった方とも、奥入瀬渓流で束の間の再会。。
奥入瀬渓流は、渓流沿いに14kmにわたって遊歩道がのびており、欲を言えば下流から上流へ遊歩道を進みたいところ。木漏れ日と白い水飛沫の光の調和に流れの中の緑、林の緑、足下の緑、その他自然の織りなす色が視覚を刺激する。そよ風、空気、音、匂い、温度、湿度ほどよい疲労感。汗と給水。それらが相まって浩然の気を養ってくれる。(ふ〜、気取って難しい言い回し。正しい使い方かも分からず疲れる。それこそ、本末転倒か。。。。せっかく心が安らぎ落ち着いたというのに。。)
渓流を過ぎると上り坂が待っていた。急斜面ではないにしても800mの高度差を登らなければならない。
蔦温泉近くの沼。自転車をおき、遊歩道を１時間かけて沼巡り。岩木山を登るときにも鳴いていたエゾハルゼミ発見！
30kg近い荷物、冷たい風、汗。ゆっくり走ってるせいか、顔にまとわりつく小蝿のうっとおしいこと。渓流沿いを下る清々しい気持ちはどこへ行った。。雪をかぶる八甲田山が目の前に迫る頃には、道の両側にも40〜50cmの雪が残る。
昨夜予約した「酸ヶ湯温泉」まであとわずか。。
ここで、同年代かちょっと上の方に声をかけられ、羨ましがれる気持ちの良さ。。世の中のしがらみさえ断ち切れれば。。
酸ヶ湯温泉、すかゆおんせんと読む。1ヶ月に一度の「超？ぜいたく宿泊」(一泊一万円を超す)ここは混浴で有名な千人風呂。さて、綺麗なお姉さんを求めて、一風呂浴びてくるか。。
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