久々穏やかな天気。
「小さな田んぼは、大きなところに売ってしまった。今はジャガイモ、トマト、ナスをやってるというおじさん。なにかあげたいけど、まだ実ってないから」
話を聞けただけで充分。ありがとう!
こちらはメロン栽培。田んぼもやってるが「農家は何やってもダメだ」とボソリ。30年前と単価は変わらない。。
「道の駅おおがた」に併設されてる「大潟村干拓博物館」でミニ知識を得る。大潟村は八郎潟を干拓してできた村。八郎潟は、もともと日本で琵琶湖に次いで大きな湖だった。湖での漁業を生活の糧とする人々が湖岸に住んでいた。多くの川が注いでいたが水深が浅く、江戸時代から開発が考えられていた。戦後の食糧難の打開策として1956年に本格的な干拓事業が始まり20年かけてほぼ今の大型田園地帯となったという。
新しい大型農業のさきがけとして全国から入植者を募ってできた村だ。
田んぼも道路もほとんど経線、緯線に沿ってまっすぐだ。
両サイド田んぼの砂利道を2.6km進むと「東経140度北緯40度」の交差点に到達する。
時々農家の軽トラックがものすごい砂ぼこりを起こしてすれ違う。
だいぶ埃を浴びたので村内の温泉へ。2日お湯に浸かってないから気持ちがいい。
だいぶゆっくりしてしまった。今日は距離をかせごうとしたのに、「博物館、経線緯線交差点、温泉、風の松原」と寄り道したのでさほど進まず。それでもほぼ平坦な道で60km。
道の駅でママチャリに寝袋軽装備の青年にあった。
最初はぶっきらぼうで、ちょっとした質問にボソボソ答えるだけで「?」と思ってしまったが、そんなことはない。
めげずに聞いていくと、以前日本一周もした強者。「北海道、長崎は別格。四国のお遍路は是非!」という話を目を輝かせながら語ってくれた。
もっと、話を聞いてみたかったが、「早寝、早起き」で出発してしまった。
ちょっぴり残念。
四阿(あずまや)で、いっしょに一泊。
下の「日本一周(自転車)」バナーをポチッとお願いします。押された数で、ブログランキングが決まります。ぜひ1日1回!