昨夜は「道の駅おが」の休憩スペースで寝ることを試みたが、ひっきりなしに音楽が流れて断念。
テントも面倒だったので、青天井建物と建物の間で完璧にホームレス状態で寝た。
あっ！実際私はホームレスだった。
この道の駅は、高校生がバスや電車の待ち時間として利用してる。昨夜は、男子高校生が弁当食べたり、秋田弁喋ってたり。今朝は女子高校生が、宿題だかテスト勉強やってた。
その子の座った窓越しには私の自転車。私が自転車装備をするのがその子のすぐ前で、漢字のドリルか何かをやってるところ、目があって「ごめん！のジェスチャーするとニコッと。装備に時間をかけてるとその子も出てきて「おはようございます」って挨拶するものね。「ごめんね。邪魔しちゃった？」「いえ、全然。」「いつもここ利用して勉強してるんだ⁉︎」と聞くと「はい。。すごい荷物。どこからですか？」と聞いてきたりする。
ちょっと気を良くして海岸線を進んだ。アップダウンが激しい。出発から1ヶ月以上経つが海岸線を走ったのは本の数日。断崖絶壁を見下ろすたびにすげ〜。。でも左手を見ながら走ると吸い込まれそうな恐怖感を覚える。脚がすくむような感覚だ。自分でも怖がりだと思う。
それと晴れていたのだが、クマバチが走行に合わせてどんどん出迎える。
横から羽音を立てて顔の前方に現れて、1mほど近づくと道をあける。軽く50匹はお迎えお見送りしてくれた。下りでは、顔と言わず目に向かってくる。ハチも道をあけるのが遅れて衝突しそうになる。
ゴジラ岩。
赤神神社五社堂へは石段が999段あるという。
「鬼さま。一晩で石段を1000段築いてくだされば、可愛いおなごを差し上げます。でも、もしできなければ大人しく山に帰ってください」鬼はフルパワーで石段を築き、あと一段と迫った。人間はたいへんだとばかりに、コケコッコ〜とモノマネ。鬼は悔しがり、杉の木を引っこ抜き、逆さにして突き刺した。
結果的に鬼を騙した後ろめたさがあり、年に一回ご馳走とお酒を振る舞おうと言うのが、なまはげの始まりという説があるそうだ。
「なまはげ館」「男鹿真山伝承館」は圧巻。
漁師とお話し。ヒラメ中心の水揚げ。いつもより不漁。前日に網を仕掛け、6時過ぎに引き上げに行く。引っかかった魚を網から取る作業がとても大変そうだった。
アップダウンをウォーキングする元気なおじさん。アマゾン、YouTubeなどインターネットバリバリ。
海の近くの誰も来ない公園で。
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