昨日のこと
朝から抜けるような青さの中、出発。函館に早く着きたいという気持ちは持ちつつも、4号線の北上は面白みに欠ける。街並みは首都圏国道沿いと変わらない気がする。交通量が多いのも。で、昨日は裏道を進んだ。要するに自転車ナビアプリで「サイクリングロード優先」を選択。
田舎道。ローカル。空気が澄んでる。
道の駅東山道伊王野で昼のパンを食べていたら同年配の方が声をかけてくれた。
話を聞くと週に2〜3回、車に自転車を積んで出かけ、そこからツーリングをやるとのこと。栃木、茨城あたりはかなり詳しい様子。
那須の「堂の下の岩観音」
マンホールのデザインも様々
コブシがやたら目につく
15時すぎて「今日の宿泊はどうする?」とファミマPで調べてると、2019年道中骨折をおして日本一周を果たしたという強者に応援と応援の品をいただいた。
「いや、申し訳ない。すいません。」と遠慮がちにいうのが日本人。
以前、大人になってから久々に教室に来た卒業生女子、冷えたジュースを差し出したら
「やった、ラッキー」。こちらでは、「どうもすいません。ありがとうございます」と来るものとばかり思ってたが、なんていう率直で新鮮な響き!単に若いからじゃなくこういう言い方アリ。いやベター。もしかしたらベスト。60過ぎた親父が使ってもアリ。と常々思ってるのに出た言葉は「申し訳ない。ありがとう」。
「道の駅たまかわ」に行く道、細い急坂に誘導された直後パトカーの職務質問。
「脱走犯が自転車で日本一周を試みた事件があったから」「家出で捜索願が出てるかも」
私の顔を見て「悪い人には見えないけど」と言いながら免許提示を求めた。
「荷物この通りで、どこにあるかわからない」といっても引き下がらない若い巡査。
信じられないと思いつつ、「実はすぐに出るんです」とウェストバッグから出してすぐ提示。「本部に確認するまで待って」というのでそれは拒否した。「道の駅の営業時間に間に合わないし、汗が冷えてたまらない。行き先わかってるんだからゆっくりついてくれば」と半ば強引に出発。パトカー本当にゆっくり20m後ろを1km以上も着いてきた。
人がいなかったからまだいいが、「いい絵じゃないぜ、まったく」でも、写真にとってもらいたかった出来事だな。
道の駅たまかわ、見渡したところ、テントは設置は難しい。でも駐車場奥の坂道を登ると畑と山の間に、手頃な草地があった。ここで一晩。トイレにテントから出ると北斗七星、オリオンはじめよく見えた。春の時期なのに随分と澄んでいる。
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